社会福祉法人大阪市社会福祉協議会・大阪市ボランティア・市民活動センターのスタッフブログです。




2016年11月11日金曜日

【閃き塾】9/24ミニレポート⑧「ちかづく①」~「自分プロジェクト」企画の共有で、驚いたり、ホロリとしたり…☆

本日のプログラム♪
こんにちは、閃き塾・事務局の市居です!

先日の9月24日(土)「閃き塾2016」第7日を実施しました! 第7日のテーマは「ちかづく①~ストーリーをカタチにする地図をつくる①」。 この日は、輪郭が徐々にはっきりしてきた各塾生のテーマについて、実現する際の、進め方の基礎知識と活用できる社会資源について知り、実現のカタチ「自分プロジェクト」について、現時点での企画案を塾生で共有することに取り組みました。

今回は、前回と打って変わって、5期生7人&修了生サポーター&事務局メンバー計11人で、じっくりと互いの想いを聴き合う6時間を過ごしました。
いつもとは違う、ビジネスの香り漂う会場(大阪産業創造館)で!
今年度の「閃き塾2016」ミニレポートは、5期・塾生「レポーターチーム」の皆さんによるリレー☆レポート。第7日は、第1日のレポーター5期生・栗田夏来(くりた なつき)さんが再びレポートしてくださいます。ぜひ、ご覧ください~↓
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「再び、
私がお伝えします☆」
皆さま、ご無沙汰しております。閃き塾・5期生の栗田夏来(くりた なつき)です。
前回のレポートから季節は移ろい、ふと気づけば9月も終わりに…。夏の暑さはまだ続くとはいえ、「閃き塾」も残すところあと2ヵ月。私たち塾生たちのテーマも、いよいよ佳境を迎えているのであります。笑いあり、涙あり、塾生の数だけドラマがある。一味、二味と、深みを増していく今後の展開をどうぞお楽しみくださいませ。それでは、閃き塾第7日(9/24)のレポートです!

 ≪第7日目「ちかづく①」≫
この日は大阪市中央区にある大阪産業創造館が会場となりました。休日の静かなビジネス街を歩くと、商業の街「大阪」を築いた先人たちの足音が遠くに聞こえてくるようで、何やら背筋がピンッと伸びます。一方、閃き塾はというと…、良い意味で期待を裏切るほんわかとしたアイスブレイクからスタート。まずは二人一組になり、お互いの顔をじっとみつめます。そして、相手の方の特徴を良く示していると思う顔のパーツにオレンジ色のポイントシールを貼ります。お互いの顔のどこにシールがついているのかひとしきり確認したあと、このまま午前の講義に入ります。(…!?)
ペアになって、相手の顔のお気に入りポイントを見つけて…
おもむろにシールを貼ります^
「え…このまま進めるんですか???」の巻
≪第19講 ちかづく①「ストーリーをカタチにする地図をつくる①≫
小難しい(?!)話の合間に
皆で少しずつ書き足して仕上げる
似顔絵のお楽しみワークを♪
「えっ?ホントにこのままですか?」とその場にいた全員が思ったと思いますが、何事もなかったかのように、事務局の市居さんによる「プロジェクトマネジメント入門」の講義が始まります。市居さんのお話はとてもわかりやすく、私たちが少しでもテーマの実現に向かえるようにという思いのこもった内容でしたので、私もどうにか切り替えようとするのですが、ふと見上げるとポイントシールがちょこんとのった市居さんの顔がどうにも愛らしく、思わず吹き出しそうになるのをこらえながらの聴講となりました。かく言う私のおでこにもシールがついているのですが…(笑)。
続いて、事務局の小野さんからは、プロジェクトを進めていくために必要な「ヒト・モノ・お金」に関するお話を頂きました。自分プロジェクトを描く入口にようやくたどり着いたばかりの私には、まだ遠い先のことのように感じていたテーマでしたが、活動を始めればいつかは向き合うことになる「お金」のお話や、支援を求めたいときに整理しておくべき思考、重点を置くポイントなど、具体的なお話を聞くうちに、グッと身が引き締まるような感覚を覚えました。

≪第20・21講 ちかづく①ストーリーをカタチにする地図をつくる① これからのストーリーを描く≫
「親と子のための
道しるべプロジェクト」を発表!
ここまでの数週間、私たち塾生が大いに悩んだもの。それはこの日の提出課題となっていた、自分プロジェクトの企画案でした。これまでとは大きくテーマを変更した塾生、一度テーマを白紙に戻した塾生、テーマを具体化していくプロセスで壁にぶつかっている塾生…。自分と向き合うプロセスの中では様々な葛藤が生じます。そんな葛藤の中で生まれた、鮮度たっぷりのプロジェクトたち。まずは数人のグループに分かれてブラッシュアップをした後、全体に発表、さらに全員でブラッシュアップを行います。普段はあまり緊張しないタイプの私も、この日はどこかソワソワと落ち着きません。我が子の初めてのお披露目を待つ母親はこんな心持ちなのかしら?…などと妄想したり。かくして自分プロジェクトの行方は次回の宿題「プレゼン紙芝居」の構想へとつながっていくのでした。
「鉄道オタクと阪急電車で行く、箕面紅葉ツアー」プロジェクト。
自作のチラシも素敵です☆
共有のあとは、それぞれの企画案に対して
「プラス1のアイデア」と「ここがいいね!」のフィードバックを
ふせんに書き込んでペタッ!
どんなフィードバックが役立つのか…
じっくり見ながら考えます☆
書き込み中の皆さん。皆で企画を磨き上げていきます!
「わぁ!」 応援の気持ち溢れるフィードバックを見て、
思わず頬がゆるみます^^
「こんなコメントをもらいました^^」 フィードバックは一番のご褒美☆
≪放課後スペシャル企画!その3≫
 閃き塾の放課後恒例は懇親会「1000円出しの会」ですが、この日は閃き塾・4期生であり、第5期閃き塾のサポーターをしてくださっている西川智宏(にしかわ ともひろ)さんの企画により、4期生・吉村健治(よしむら けんじ)さんの運営するスペイン食堂「La Oliva(ラ・オリーバ)」にて4期生&5期生懇親会が開催されました。こんな素敵な出会いにより、またユニークな閃きが生まれそうな予感…。今後の展開がますます楽しみです♪(5期生・栗田夏来)

4期生と5期生の皆さん入り混じって。
この日初めて話をする人も、初対面とは思えないほど^^
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栗田さん、レポートをありがとうございます! 

この日のプログラムのテーマは、最初の一歩を踏み出すためのプロセスと、活用できる社会資源を知るということ。そのために、中小企業支援や起業・創業支援を行っている大阪産業創造館(産創館)を会場として実施しました。5期生それぞれのテーマを実現のカタチにする企画「自分プロジェクト」の共有では、これまで4ヶ月間の「閃き塾」のプロセスの中で、紆余曲折を経てたどり着いたそれぞれの企画の発表に、「そうきたか!」というオドロキ「それ、めっちゃいいやん!!」というワクワク「そんな想いを抱いてはったんか…」という共感が拡がって、6月からの4ヶ月間をこの仲間と過ごしてきた時間の積み重ねが、徐々に発酵して栄養いっぱいの温かな力となって、皆さんの内側からじわじわと湧き出し全身に染み込んでいく…そんなかけがえのない時間を共有できた1日のように感じました^^
次回は、いよいよ最終プレゼンの紙芝居に挑みます☆
「閃き塾2016」第8日は10月8日(土)
次回は、会場を「大阪市中央区社会福祉協議会 ふれあいセンターもも」(中央区)に移し、今回学んだ進め方や社会資源についての要素も含めながら、「自分プロジェクト」の最終案について紙芝居を使って発表していただく予定です。それぞれのテーマについて、半年間の取り組みの集大成がどのような紙芝居となるのか、今からとっても楽しみです^^

次回のレポート&これからの「閃き塾」を、お楽しみに~♪(市居利絵)
午前中のワークで仕上げた似顔絵といっしょに♪
★これまでの「閃き塾2016」ミニレポートはコチラからどうぞ↓
・ミニレポート①6/18第1日「みつめる」~2016年度・第5期の閃き塾、いよいよ開幕~♪
・ミニレポート②6/25第2日「しりあう」~言葉を使った対話を通して、より深く”しりあう”時間を共有しました☆
・ミニレポート③7/9第3日「えがく」~思考の枠を活用し、理想の未来をえがいてみました~♪
・ミニレポート④「つかむ」~フィールドワークで人生のヒントと情熱までいただきました~☆
・ミニレポート⑤7/30第4日「ふかめる」~フィールドワークで掴んだものから”洞察”を抽出しました
・ミニレポート⑥8/20第5日「つむぐ」~手がかり✕知恵=閃き!体験に挑戦☆
・ミニレポート⑦9/3第6日「ものがたる」~閃き塾・史上初!テーマを身体で表す演劇ワークショップで燃え尽きました☆