社会福祉法人大阪市社会福祉協議会・大阪市ボランティア・市民活動センターのスタッフブログです。




2016年2月15日月曜日

12月Cafe IMONIKAI 冬休みイベントを開催しました♪(2015.12.19)

 
 毎月第4火曜日に開いているCafé IMONIKAI交流会、8月と12月の年2回はイベントをします。12月19日(土)10:30~15:00の半日、当センターで、Café IMONIKAI冬休みイベントをしました。
このイベントは、ボランティアが企画、運営にかかわり、その方々の協力なくてはできません。よりよいイベントにするために、ボランティアが避難者のお話を聞くことから始めます。震災当時のこと、なぜ避難してきたのか、関西に来てからの暮らしなど…初めて聞いたというボランティアが大半です。その後、半月かけて企画、準備をしました。
 今回のイベントは、レオクラブとの合同開催のクリスマス会。レオクラブは、子どもが大好きな若者達のグループで、子どもにかかわる専門職を目指す人もいます。こども保育で、長く避難者支援を続けています。   


 イベント開催の1時間半前の午前9時、ボランティアが集合、クリスマスグッズで部屋を飾り付けました。ラジオから流れるクリスマスソングが気分を盛り上げます。
 今回の参加者は大人13人、こども14人の10家族27人、ボランティアは9人でした。中には、今朝福島からの夜行バスで関西に着いて、その足で来たというお父さんもいました。お疲れの様子でしたが、「もう5年続けているので慣れました」とのこと。飛行機で来るより、数時間でも家族と一緒に過ごせる時間が多いからと、夜行バスを利用しているそうです。
作品作りは机に座って。
唯一静かな時間です
 
 今回、子ども達へのプログラムはサンタ帽子デコレーションと、クリスマスリース作りです。リボンやキラキラのポンポン、スパンコールなど好きな材料を使って、思い思いに飾り付けました。作品が出来上がると、話に花が咲いている大人テーブルに走って持って行き、うれしそうに親に見せていました。


どの飾りにしようかな~
世界にひとつだけのぼうしを作ったよ


らくがきコーナー

  






 来たときは、恥ずかしそうに親の足元にかくれていた子もいつの間にかうちとけ、おもちゃで遊んだり落書きをしたり、のびのび遊んでいました。5歳前後の子が多く、小学校中学年の男の子は「外で遊びたい」と、初めつまらなさそうにしていましたが、男子大学生ボランティアが細かく配慮をしていました。イベントの終わりには、“お兄さん、ありがとう!”と、ホワイトボードいっぱいの大きな字が!男子大学生は、照れくさそうに、でもとてもうれしそうにしていました。皆がしゃべって遊んで、とてもにぎやかなクリスマス会でした。(あかほし)