社会福祉法人大阪市社会福祉協議会・大阪市ボランティア・市民活動センターのスタッフブログです。




2016年2月27日土曜日

ふらっとフラットまちライブラリー@OCVACのプレ企画(2月20日)を実施しました☆

植本祭(昨年10月24日)以降、ふらっとフラットまちライブラリー@OCVACでは市民サポーターである、ときどき“図書館員”と、4月以降の本格OPENを目指して会員の仕組みや図書館の利用に関して打合せを進めてきました。待ちに待った新しい本棚をボラセン内に設置したのを機に、今回実験的にプレ企画を実施してみました。
新しい本棚です。
プレ企画を担当してくれたのは、ときどき“図書館員”の顕在家はるさん。
2月20日(土)午後1時~3時、大阪市ボランティア・市民活動センターの会議スペースで、「A4用紙1枚で簡単に作れるECOミニブックづくり」にチャレンジしました。プレ企画のため、参加者はときどき“図書館員”5人とボラセン職員2人の計7人です。
プレ企画に、ときどき“図書館員”も興味津々♪
まちライブラリーのイベントをどのように実施するのか、ときどき“図書館員”の顕在家はるさんが自らカタリスト(講師)を務め、実演してくれました。
まずは自己紹介に加えて、「どんな本を普段読んでいるのか」、「今日はなぜ参加したのか」を一人ずつ話しました。そのあと、カタリストからECOミニブックの作り方の説明がありました。
完成したオリジナルのミニブックの寄贈を受けました(^^)

今回は、ミニブックづくりにみんな集中してしまい、完成してから雑談が進みました。ミニブックの出来栄えだけでなく、ときどき“図書館員”の日ごろの活動や特技など会話が弾んだので、ときどき“図書館員”同士の交流もいいなあと改めて感じました。

それと、今後まちライブラリーの企画をするときには、企画時間にワイワイと話ができる時間もゆったり設定をして、居心地のよいまちライブラリーを創っていきたいなと思いました。

ミニブックづくりは子どもだけでなく、思わず大人もハマってしまう面白さがありました☆1時間もあれば作成できるので、いつでもボラセンに来られた方が作成できるように道具箱を準備中です。興味がある方は、ぜひチャレンジしてください!







平成28年度ボランティア保険の受付業務に関する説明会を開催しました

219日(金)、各区社会福祉協議会の職員を対象に、平成28年度のボランティア保険担当者説明会を開催しました。


本日の説明会では、平成28年度のボランティア保険の補償内容に関して、平成27年度からの変更点と受付事務の手続きを共有しました。また、普段ボランティア保険を受付している中で、気になっていることや他の区にも聞いてみたいことなどを互いに意見交換することができ、有意義な時間が持てました。 


社会福祉協議会では、ボランティア活動者が安心して活動いただけるよう、活動中の事故や怪我といったリスクに備えるボランティア保険への加入をおすすめしています。

ボランティア保険の種類や補償内容については、大阪市ボランティア・市民活動センターのホームページでご確認ください。

http://www.osakacity-vnet.or.jp/hoken/index.html 

【お知らせ】

平成28年度のボランティア保険のパンフレット及び申請書様式は、3月初旬に市・区社会福祉協議会に納品される予定です。届き次第、受付を開始します。

社会の見え方が変わるボランティア・市民活動体験(2回目)の開催報告

2回目となる2月6日(土)は、「見えにくい“サイン”に応える活動」をテーマに、6人に1人は貧困世帯で暮らす子どもの実態や外国にルーツを持ち、言葉や文化の違いに悩む人、闘病生活を送る人など、当事者でないと実感しにくい生活上の困りごとに寄り添う活動団体をお招きしました。

西淀川子どもセンターの事例発表では、保護司を経験された西川さんが団地にパラソル1本立てて活動を始めたきっかけとなったのは、問題を起こしてから子どもたちに出会うのではなく、幼いうちから地域で見守る環境が必要だと痛感したためと語られました。
また、昨年ニュースアンカーで放映されたトシヤ君(仮称)との関わりをDVDで紹介。
大人はごまかすけれど、子どもは色々なサインを出してくれる。
自分の置かれた環境を問題と認識している子どもは少ないし、相談と掲げたことで別物になるけれど、自分のことを語れる場があったらいいのではないか。
素の自分を出せる場所が必要と力説されました。
最後に、ボランティアの仕組みに社会の谷間にある。
発言していくことの大切さにも触れられる時間となりました。

にほんごサポートひまわり会の事例発表では、平野区在住の外国籍住民(2013年7,520人)の内、韓国籍・朝鮮籍・中国籍の人が多いことを数値で説明されました。
代表の斎藤さんが活動に関わるきっかけになったのも、中国帰国者の家族から頼まれたことがきっかけだったとのこと。
言葉や文化の違いと言っても、外国にルーツを持つ人が具体的にどんなことで困っているのか、具体的な事例紹介をいただきました。
たとえば、ある程度日常生活で会話することができる人でも、勉強で使う日本語は違うというのです。

例)「隣の庭は広いが、うちの庭は(  )」←対義語でどう表現しますか?
…正解は“狭い”ですが、“小さい”と答える人もいます。
(感覚的に小さい、狭い、少ないものは全て小さいと認識している)

また、親は母国語を使うが、学校では日本語のため、家で学校の話ができないケースがあったり、介護の面でも、介護保険でヘルパーにしてほしいことを伝えられない(複雑な手続きや特殊な専門用語を通訳できない)といったこともあるそうです。
話を聞けば、なるほどと思えることでも、接する機会がないとなかなか気づけない問題だなと改めて感じました。

タオル帽子賛助会の事例発表では、ボランティア活動メニュー(松竹梅のお品書き)を元に活動紹介がありました。
「タオル帽子って何だろう?」と思われる参加者のために、サンプルを用意いただき、ミシンでは縫い目がきつくなり肌に触れる感触が痛いので1つ1つ手縫いで作成しているとこだわりをお話いただきました。
タオル帽子賛助会は、がん患者など薬の副作用や怪我等でタオル帽子を使っている人のために手縫いしたタオル帽子を国立大阪医療センターに寄贈されています。
午後からのボランティア活動体験では、参加者はタオル帽子づくりに挑戦しました。
普段は縫い物をした事がないという人も型紙に合わせて切ったり、縫ったり作業に集中し、2時間後無事に完成しました。

参加者からは、「人のために活動できるボランティアを体験できて良かったです」「シリーズで様々な活動の紹介が見たい」、さらに「1つの事を始めたら、そこから課題がたくさん見えてくるんだなあと思いました。
動くことによって活動が広がり人も集まってくるのだと思いました。2時間で3つの話、非常に中身は濃く、もっとじっくり聞きたい感じもしました」といった声がありました。

今回の講座は16人の参加がありましたが、なかなか接点のない多様な生活課題を持つ人の生活課題に触れ、一人一人自分たちに何ができるのか、真摯に受けとめる時間になったようです。

社会の見え方が変わるボランティア・市民活動体験(1回目)の開催報告

普段、新聞やニュースで何気なく流れる色々な社会問題。
でも、実際に目の前で見たことはなくて、遠い世界の出来事のように感じるていませんか?
そのような誰もが一度は関心を持つ社会の課題に取り組む団体と直接ふれあう機会が、今回の「社会の見え方が変わるボランティア・市民活動体験」です。

1回目、2回目と分けてご報告させていただきます。


1回目となる1月30日(土)は、「つながりや人間関係を再構築する活動」をテーマに、電話相談を通じて気持ちに寄り添う活動団体(社会福祉法人関西いのちの電話)やホームレスの人の社会生活を支える団体(NPO多文化福祉センターCAMICA)、地域の魅力を発信し、人間関係を構築しようと奔走する団体(いく楽くらぶ)をお招きしました。
自殺者が3万人を超える中、社会福祉法人関西いのちの電話では、24時間電話相談で悩みを抱えた人の気持ちを受けとめる活動を行っています。相談者への対応として、「こうしたらいい」と提案するのではなく、思いを吐き出せることが必要だとお聞きしました。電話相談される人の状態をコップに入った水で例え、水があふれそうな状態になって電話をかけてくるので、まずはコップに入った水を減らして抱えている不安を軽減させたいと説明がありました。人の話を聴くことや気持ちに寄り添うことは難しく、実際に相談員として活動するためには、2年間の養成講座を受講することが必須です。人に向き合う活動の難しさや重みを感じましたが、それに見合うだけの活動の魅力も、十数年活動を続けている方のコメントをお聞きし感じられました。参加者からは、受けとめる側もしんどくなるのではないかと質問があったが、実際の活動では4人が一緒に活動するので一人で抱えることはないと安心して活動できる環境の話がありました。気軽に活動できる活動も素敵ですが、どっぷりと一つの活動にはまり、多様な価値観に刺激を受ける活動も誇らしくて魅力的だなと感じました。

  
いく楽くらぶの事例発表では、最初に「生野区のイメージ」について講師から質問が投げかけられました。参加者からは「空き家が多い」「物が安い」「在日の方が多い」といったイメージが挙げられました。いく楽くらぶは、生野区を愛する人、生野区で素敵な人や場所、面白いことを企画する人を「生野な人」と称し、「生野な人」を増やすことで生野区のイメージアップや地域を元気にしたいと考えておられます。具体的には地域密着型の情報紙「ライフフィールド」を発行したり、地域住民が交流できるイベントを企画されています。設立してまだ1年にも関わらず、木村さんのネットワークから、様々な持ち込み企画を協働され勢いのある団体です。パワフルで楽しい木村さん自身に参加者も惹きこまれました。

午後からは参加者が「生野な人」になりきり、JR鶴橋駅からコリアタウンへと向かい、生野区の素敵なところを探し、観音寺文化会館にて「ライフフィールド」編集会議に参加させていただきました。


NPO法人多文化福祉センターCAMICAの事例発表では、元ホームレス男性がボランティアスタッフとなるまで2年間に及ぶ関わりをまとめたDVDを上映され、活動紹介いただきました。ホームレスという状況ではなく、その人に着眼し、ライフストーリー仕立てでその人に関心を持って丁寧に関わっており、その人の活躍できる場所を創りだしたり、活動に巻き込む姿勢に惹きつけられました。午後からは釜ヶ崎の町並みを歩き、NPO法人多文化福祉センターCAMICAでのボランティア活動場所へ移動。DVDにも登場した元ホームレスのボランティアスタッフとも喫茶ボランティア体験を通じて交流を持つ時間を持ちました。





参加者からは、「具体的な現場をみせていただいて良かったです。実際に「利用者」の方と会えてそれも良かったと思います。」とか「身近な所で知らないことがいっぱい!!人がつながることが、うれしい発見で、出来ることも増えていくと思います。」「発見、発見、発見の一日でした」といった声がありました。
今回の講座では、人とのつながりを見つめなおすだけでなく、実際にボランティア活動を経験したことで自分たちに何ができるかを考える機会になりました。初回は楽しさや気軽さよりもじっくり人と向き合う重めの内容だったにも関わらず、21人もの参加があり、関心の高さがうかがえました

2016年2月24日水曜日

ボランティア団体・NPOの魅力を伝えるCM上映会&市民活動見本市を開催しました!

2月13日(土)ドーンセンターにて、「ボランティア団体・NPOの魅力を伝えるCM上映会&市民活動見本市」を開催しました。当日は定員(100人)を超える131人もの参加があり、会場を賑わせました。

このイベントは、昨年11月からスタートした「ボランティア団体NPOの魅力を伝えるCM制作講座」で自身の活動のやりがいや楽しさ等を発信するためにCM作品を制作された10団体が市民向けに発表をする場とし、市民活動見本市では新たに活動の賛同者や協力者を得るために市民と交流を図ることを目的としました。

講座の様子は、ブログに掲載しておりますので参照ください(^^)




930分から受付が始まる1015分までの45分間で、リース機材(長机、いす、展示パネルの組み立て等)の運び出しからブースの運営準備まで、出展団体と一緒になって会場設営を行いました。

限られた時間の中で会場設営のイメージ図を元に、各自の判断で動き、ブース設営もお隣同士、暗黙の協定でうまく位置取りをされていました。
準備面でもボランタリーな力が結集されたおかげで、何とか時間どおりに進めることができました。



午前中は、CM上映会にて10団体のCM作品を上映し、参加者に「活動内容が分かりやすかった」「興味関心が持てた」作品に投票をしてもらい、ボラデミー賞()を決定しました。(ボラデミー賞とは、ボランティアとアカデミー賞を掛け合わせた造語です)


・・・約1時間のCM上映会後・・・



ボラデミー賞の参加者投票を行い、1230分からボラデミー賞】審査員特別賞】との表彰式を行いました。


【ボラデミー賞】受賞団体には、トロフィー(右)とメダル審査員特別賞受賞団体にはトロフィー(左・ゴールデングローブ賞を模したもの)とメダルが授与されます。
ちなみに、トロフィーは職員のお手製です♪

それでは、受賞団体の発表です。

          【ボラデミー賞】は、社会福祉法人関西いのちの電話 
受賞された「社会福祉法人関西いのちの電話」。お一人ずつコメントをいただきました。

「社会福祉法人関西いのちの電話」は、ふだん電話相談を通じて悩みを抱える人の心に寄り添う支援をされています。CMを制作するに際し、活動内容からどうしても顔出しや活動光景を撮影することができない事情をお持ちでした。
おそらくCM制作にチャレンジした団体の中で一番苦労された団体ではないかと思います。


そうした背景もあってか、受賞が決まった瞬間、「社会福祉法人関西いのちの電話」サポーターの皆さんからは、まさかの受賞に「キャーッ」と歓声があがりました。
受賞団体には、トロフィ―、メダルのほか副賞としてDVD10枚セットが贈られました。
ボラセン職員手作りのトロフィー(右側)は、事務所で大切に飾ってくれているようです(^^)v

              
            【審査員特別賞】は、さくら・牡丹会
審査員特別賞を受賞した「さくら・牡丹会」のみなさん
日中友好交流・互相理解を目指して、語学教室や太極拳など各種体験型のイベントを主催されています。受賞の際は、喜びと感謝の気持ちが語られました。

午後からは、CM上映会後はそのまま市民活動見本市に移行しました♪ 
CM上映された団体と本事業に協力してくれたNPO法人アートポリス大阪協議会がブース運営しました。
              
市民活動見本市では、活動内容をPRしたいと考えているパネル展示団体も3団体加わり、出展団体(全14団体)がワークショップや活動PRなどを通じて、市民と交流できる時間を持ちました。



上写真は、NPO法人フレンドの皆さん。
琴と尺八、詩吟を演奏通じて、障がい者と健常者の地域交流や劇団活動の啓発をされていました。


このような祭りは久しぶりでしたが、会場を一緒に盛りあげてくれるボランティア・市民活動団体のパワフルさ・温かさに励まされ、楽しい一日になりました。(中原)

2016年2月23日火曜日

ついにCM作品が完成!「ボランティア団体・NPOの魅力を伝えるCM制作講座」で鑑賞しました!

7回目となる210日(木)の講座では、これまで4ヶ月間かけてボランティア・市民活動団体が制作してきたCM作品の完成版を上映しました。

ようやく無事にCM作品が完成したこともあり、どの受講団体も安堵した様子で晴れやかな表情でした。
完成作品に表情が緩む受講者たち
製作過程を振り返り、各団体へコメントを寄せる講師陣
この日は、1団体ずつ講師から作品に関する講評と、制作団体の感想をお聞きし、全体で共有する時間を持ちました。講師からは作品の良い点ともう少し工夫がほしい点の両方コメントがあり、制作団体からは完成したことに満足する声よりも、よりよい作品にするために修正を希望する声が多数あがりました。
213日(土)に市民向けのCM上映会を控えていることもあり、講師がぎりぎりまで作品の修正を希望する団体と調整をすることになりました。
2月13日(土)はついに本講座の最終回です。
自分たちが制作したCM作品を市民に発信し、ボラデミー賞(※)を決定します!(中原)

※ボラデミー賞は、ボランティアとアカデミー賞を掛け合わせた造語です。
苦労を分かち合い、切磋琢磨して完成したCM制作講座の受講団体&講師陣。全員集合!



2016年2月18日木曜日

1月Cafe IMONIKAIを開催しました♪(2016.1.26)

 1月26日(火)、毎月定例のCafe  IMONIKAIを開催しました。暖冬から一変して、冬らしい寒い日でしたが、県外避難者大人5人、ボランティア・支援者4人が参加されました。


 今回は、進学で海外に飛び立つ高校3年生の初参加がありました。日本を発つ前に、「知っておくべきこと」として、避難者交流会に参加したいとのことでした。お茶を飲みながら、一緒にひと時を過ごしました。
 海外で多くの人に震災のこと、避難されているみなさんの思いを伝えてくださることを期待しています!


また、京都から初参加の避難者の方もみえました。初めは緊張気味の様子でしたが、精神対話士ボランティアや避難者の方々と話すうちに表情も柔らかくなり、たくさんお話ができたようです。同じような体験や思いをしたもの同士にしかわからないことがあると話していました。


 各自持ってきたお昼ご飯を一緒に食べて、温かいお茶を飲みながらどんな話でもできるCafé IMONIKAI。参加した人たちがほっと安心し、来てよかったと思える交流会をこれからも続けたいと考えています。

 次回のCafé IMONIKAIは2月23日(第4火曜日)。保育を希望される方は、ご予約をお願いします。希望されない方は、当日ふらっとお越しください。みなさんのご参加をお待ちしております。(あかほし)

2016年2月16日火曜日

 【市民フォーラムおおさか】 第2回 防災カードゲーム研修会  参加者募集中です!

市民フォーラムおおさか(事務局:大阪市ボランティア・市民活動センター)では、3月26日(土)、大阪市ボランティア・市民活動センターにて、防災カードゲームを使った研修会を開催します。

防災カードゲームは、どこでも、誰でも、すぐ出来る、非常に効果的な防災学習ツールです。市民フォーラムおおさかでは、より多くの皆さんが少しでも防災や減災について、気軽に向き合う機会になることを期待し、不定期ではありますが勉強会を企画しています。 
2回目となる今回は、『 災害対応カードゲーム クロスロード 』を使って、ゲームを行ううえでのスキルや知識を学びたいと思います。

どちらが正解とも判断できないような設問に対して、参加者それぞれの意見を出し合います

災害対応カードゲーム クロスロード」とは?
阪神淡路大震災を機に神戸で生まれた災害対応シミュレーションゲームで、クロスロード(CROSSROAD)とは「岐路」「分かれ道」のことで、そこから転じて、重要な決断、判断のしどころを意味します。このゲームは防災に関する取り組みにしばしば見られるジレンマ、「こちらを立てればあちらが立たず」を素材として、参加者が自分自身で、二者択一の設問に”YES“または”NO“の判断を下すことを通して、防災を「他人事」ではなく「我が事」として考え、同時に相互に意見を交わすことで、自分とは異なる意見や価値観の存在への気づきにもなります。

元々は、ゲーム進行を学ぶための研修会ではありますが、『防災に興味はあるが、まだクロスロードをしたことがない』という初心者の方、「やったことはあるが、もっと深く取り組みたい」という方も、お気軽にご参加いただける内容です。皆さまのお越しをお待ちしています!

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第2回  防災カードゲーム 研修会  (災害対応カードゲーム  クロスロード) 

    日  時:3月26日(土) 午後2時~5時
  会  場:大阪市ボランティア・市民活動センター 会議スペース
        (大阪市天王寺区東高津町12-10 大阪市立社会福祉センター1階)
  定  員:先 着20人 ※定員になり次第 締切りいたします
  参 加 費:無 料
  申込方法:電話・FAX・Eメールにて、お名前・住所・連絡先を添えてお申込みください
  申 込 先:TEL /06-6765-4041  FAX/06-6765-5618    
        Eメール vicpc25@osakacity-vnet.or.jp   (担当:荒野・赤星)
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2016年2月15日月曜日

最新号 COMVO204(3月)号発行しました!

☆最新号☆

COMVO204(3月)号発行しました!

今年は、例年より早く沈丁花が香りはじめました。そして今月COMVO(コンボ)の表紙は
春は、もうすぐそこまで近づいてきていますよ~。



春よ、こ~い

さて、今月の「シリーズ〇〇区ってどんなまち?魅力(みりょ区)再発見」は
生野区西淀川区を特集しています
 
生野区はマタニティサークル「いのちの根っこ」西淀川区は西淀川子どもセンタークローズアップしました!
 
生野区の妊産婦ハウス「あひおひ」では、妊婦さんが
西淀川区の「ねおほ」では、小学生から高校生までの子どもたちが
ひとつの食卓を囲み一緒に食事をしています。
 
今夜のメニューはオムそば(西淀川区)
 
からだに安心な食材(生野区)
 
 
「みんなで食べるご飯は美味しい(^0^)」

ここは、自分を受け入れてくれる人がいるという安心感があります。
 
お母さんのおなかの中にいる10か月から、大人になる青年期までの
途切れない支援が求められています。(N)

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≪〇〇区ってどんなまち?魅力再発見≫
今月は、「生野区」「西淀川区

≪インフォメーション≫
【参加者募集】
・3月26日(土)午後2時~5時 (先着20名、参加費:無料)
 第2回 防災カードゲーム研修会 /大阪市ボランティア・市民活動センター1階
 
【報告】
・小野里海さん 講演会 『故郷の記憶をみんなに届けたい』を開催
・7回目となる里帰りバスを運行、続く東北との交流
・平野区ボラセンオープン(平野区ボランティア・市民活動センター)
 
OCVAC相談会
街の立つ人 「プロジェクトILD 加藤加津子さん」~福祉レクレーション
 
≪突撃取材のコーナー≫ 
COMVOネット登録団体 「ダンス・サークル“アイ”(旭区)」
コミュニティカフェ 「cafè shade tree  (東成区)」
 
情報マーケット
サロン開催情報
府立高校1年生、蓮くんvol.09

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▸どこでゲットできる?
 COMVOの配架場所は→ こちら
▸ネットでも見れる?
 COMVOウェブサイト→ こちら
 COMVO電子ブック → こちら

▼「COMVO」を読んでのアンケートへの回答もお願いします!

12月Cafe IMONIKAI 冬休みイベントを開催しました♪(2015.12.19)

 
 毎月第4火曜日に開いているCafé IMONIKAI交流会、8月と12月の年2回はイベントをします。12月19日(土)10:30~15:00の半日、当センターで、Café IMONIKAI冬休みイベントをしました。
このイベントは、ボランティアが企画、運営にかかわり、その方々の協力なくてはできません。よりよいイベントにするために、ボランティアが避難者のお話を聞くことから始めます。震災当時のこと、なぜ避難してきたのか、関西に来てからの暮らしなど…初めて聞いたというボランティアが大半です。その後、半月かけて企画、準備をしました。
 今回のイベントは、レオクラブとの合同開催のクリスマス会。レオクラブは、子どもが大好きな若者達のグループで、子どもにかかわる専門職を目指す人もいます。こども保育で、長く避難者支援を続けています。   


 イベント開催の1時間半前の午前9時、ボランティアが集合、クリスマスグッズで部屋を飾り付けました。ラジオから流れるクリスマスソングが気分を盛り上げます。
 今回の参加者は大人13人、こども14人の10家族27人、ボランティアは9人でした。中には、今朝福島からの夜行バスで関西に着いて、その足で来たというお父さんもいました。お疲れの様子でしたが、「もう5年続けているので慣れました」とのこと。飛行機で来るより、数時間でも家族と一緒に過ごせる時間が多いからと、夜行バスを利用しているそうです。
作品作りは机に座って。
唯一静かな時間です
 
 今回、子ども達へのプログラムはサンタ帽子デコレーションと、クリスマスリース作りです。リボンやキラキラのポンポン、スパンコールなど好きな材料を使って、思い思いに飾り付けました。作品が出来上がると、話に花が咲いている大人テーブルに走って持って行き、うれしそうに親に見せていました。


どの飾りにしようかな~
世界にひとつだけのぼうしを作ったよ


らくがきコーナー

  






 来たときは、恥ずかしそうに親の足元にかくれていた子もいつの間にかうちとけ、おもちゃで遊んだり落書きをしたり、のびのび遊んでいました。5歳前後の子が多く、小学校中学年の男の子は「外で遊びたい」と、初めつまらなさそうにしていましたが、男子大学生ボランティアが細かく配慮をしていました。イベントの終わりには、“お兄さん、ありがとう!”と、ホワイトボードいっぱいの大きな字が!男子大学生は、照れくさそうに、でもとてもうれしそうにしていました。皆がしゃべって遊んで、とてもにぎやかなクリスマス会でした。(あかほし)

平成28年度大阪市ボランティア活動振興基金「ボランティア活動促進事業」助成の募集

http://www.osakacity-vnet.or.jp/pdf/27/H28sokusin.pdf
クリックで助成要領の詳細を
ご覧いただけます(PDF2枚)
申請様式はダウンロードページをご確認ください
みなさんの福祉ボランティア活動がより充実したものになるよう、平成28年度の活動を対象とした助成事業の募集を開始します。

助成内容:
継続的に福祉ボランティア活動を促進するために必要な団体の活動費及び運営費等

助成金額:5万円以内

申請受付期間:
平成28年3月1日(火)~3月31日(木)17時まで(窓口持参)

交付時期:平成28年6月予定


詳細はこちらをご参照ください→助成要領・申請様式(ダウンロードページ)
※申請前に必ず助成要領をご確認ください

申込・問合せ先 大阪市ボランティア・市民活動センター
Tel 06-6765-4041 / Fax 06-6765-5618
E-mail ocvic@osakacity-vnet.or.jp (担当:砂川・西村・岡田)

2016年2月13日土曜日

企業の社会貢献~株式会社 海翔~マッチング編


株式会社海翔 大阪子どもの貧困アクショングループで出前握りずし講座を開催



 株式会社海翔では、昨年より会社を挙げてボランティアに取り組んでいます。店舗は市内に5店舗あり、ごくごく普通の海鮮をメインにした飲食店です(当センターも忘年会で利用させていただきました♪)

昨年6月に、西成区の児童館で、食育を兼ねた出前握りずし講座を開催し、今回が第2回目。
今年は10月に「大阪子どもの貧困アクショングループ」(代表:徳丸ゆき子・生野区)のある松野農園で、子ども20人とお母さん10人が参加し、まずはお腹いっぱいに本格的な握りずしをご馳走になりました。


事前の打ち合わせでは、はじめに(株)海翔から「対象は子ども」と伝えられました。
でも、100人のシングルマザーのしんどい状況を調査した徳丸さんから、「子どもの時に大切にされた経験があれば、大人になったとき困難に遭遇しても、頑張るチカラが出る」という話を聞いて、『ぜひ、お母さんにも喜んでもらおう』と対象を親子にした食事となりました。

 2012年の国民生活基礎調査によると、相対的貧困率は16.1%。今、6人に1人は貧困の状態にあり、新聞でも子どもの貧困が大きく取り上げられています。「こむりんく」でも何かできることはないかと思い、今回のマッチングに至りました。


(株)海翔では、企業としてもボランティアを行うことでスタッフがまとまり、仕事へのモチベーションも上がるので、今後も継続して行きたいと感想をいただきました。(小野)

2016年2月4日木曜日

大阪市地域貢献活動マッチングシステム「Comlink・こむりんく」交流会 参加団体募集中♪

今年度最後となる、大阪市地域貢献活動マッチングシステム「Comlink・こむりんく」交流会を開催いたします。

第1部は大学と専門学校のボランティア活動紹介。

第2部は学校の社会貢献・ボランティアについて実例や課題や悩みを含めてフリートーク形式で交流していただきます。

是非ご参加下さい。



http://www.osakacity-vnet.or.jp/pdf/27/20160212comlink.pdf
クリックで詳細をご覧いただけます(PDF2枚)
●日 時:平成28年2月12日(金)14:00~16:00

●場 所:社会福祉法人大阪市北区社会福祉協議会
(〒530-0026 大阪市北区神山町15-11 北区在宅サービスセンター内) 


●内 容:
第1部 【 社会貢献活動紹介 】
ゲストスピーカー
①森ノ宮医療大学ライフサポート部
②大阪保健福祉専門学校

③放送芸術学院専門学校

第2部 【参加者との交流会】

●定 員:先着 30人

●費 用:無料

●主催:大阪市

●運営主体:社会福祉法人 大阪市社会福祉協議会 大阪市ボランティア・市民活動センター 

■申込・問合せ先:Com link・こむりんく事務局までご連絡下さい。

「こむりんく」を知りたい方はこちらをクリック→http://comlink.lekumo.biz/home/

申込・問合せ先 大阪市ボランティア・市民活動センター
Tel 06-6765-4041 / Fax 06-6765-5618
E-mail ocvic@osakacity-vnet.or.jp (担当:小野・濵辺)

2016年2月3日水曜日

CM制作講座第6回「SNSを活用した効果的な発信の方法について」学びました~♪

去る1月25日(月)午後2時~4時「ボランティア団体・NPOの魅力を伝えるCM制作講座」の第6回「SNS(注)を活用した効果的な発信の方法について」を開催しました。

講師は、株式会社ジョーのガレージ代表取締役の浅香保ルイス龍太(あさかほ るいす りゅうた)さん。ご自身も、被災地の震災遺児をニットで繋いで支援するプロジェクト「Think Of JAPAN While Knitting 関西(TJWK関西)」、梅田ターミナルの東南エリア=キタ歓楽街の環境の向上に向け、まちで活動する人や団体が協働で取り組むための核として活動している「キタ歓楽街環境浄化推進協議会」等、北区を中心として様々なNPO活動に取り組んでおられるWebデザイナー、広告・広報プランナーです。
講師の浅香保ルイス龍太さん。日本人です^^
今年度、この講座に参加しているのは10団体。NPO法人アートポリス大阪協議会の強力なバックアップを得て、現在、各団体のCM(活動紹介の動画)を制作中です。CM完成後、より多くの人の目に触れることで広報ツールとして一層の効果を高めるために、完成したCMをインターネット上にアップし、SNS等で活用する方法を、今回、皆で学びました。

講義は、実際のWeb画面を操作しながら、ライブで進みます!
前半は、HPブログSNSFacebooktwitter、等)の役割の違いと使い分けのポイントを伝授いただいた後、実際にこの講座のFacebookページ(組織、企業、ブランドがFacebook上で情報を発信し、人々とつながるための手段)を、受講生の目の前で立ち上げていただきながら、その方法を学びました。講座中に10件ほどの「いいね!」の反応があり、SNSにアップすることで情報が拡散する様を体感しました。また、YouTubeへのアップロードのやり方と、Facebookやtwitterとの連動についても教えていただきました。
あっという間に、ボラセンのFacebookページが完成♪
後半は、読みやすいチラシのレイアウトについてのお話。初心者は文字のセンタリング(中央揃え)は使わない、情報をブロックとして捉え余白をきちんと取る、写真とキャプション(写真の説明文)は離さずにレイアウトする…等、誰でもすぐに使え、しかも効果的なポイントについて、わかりやすく伝えていただきました。

参加者からは「HP、ブログ、SNSの役割が明確にわかってよかった」「SNSの便利さとともに恐ろしさもあらためて感じました」「チラシ制作は学ぶことが多かった」などの感想が寄せられました。

昨年のCM講座受講生の「CMは出来たけれど、どう活用したらいいのかわからない…」という呟きから生まれた、今回の講座。浅香保さんのわかりやすくポイントを押さえた説明と、どんな質問にも丁寧に答えてくださる姿勢に、参加の皆さんも日頃の疑問を臆することなくぶつけ、解消することができた盛りだくさんの2時間でした。浅香保さん、ありがとうございました!

完成した各団体の力作CMがインターネット上で、皆さんにご覧いただける日も近いと思います。どんなCMが出来上がるのか、どうぞお楽しみに^^

なお、今回の講座で10団体が作成したCMの上映会と市民活動の見本市を、来る2月13日(土)午前10時30分~午後3時、中央区のドーンセンターにて開催いたします。10団体のCMをまとめて見ることができ、人気投票や実際の活動体験をしていただける機会です。コーヒーの試飲体験や中国古典文学の朗読・中国武術の演舞、アニメーション製作体験など、大人も子どもも楽しんでいただける内容となっています(詳細は、以下のチラシを参照)。
皆さんのご参加、お待ちしています!(市居利絵)


(注)SNSとは…
Social Networking Service(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)の略。人と人とのつながりを促進・サポートする、コミュニティ型のWebサイト
講座後も、アートポリス大阪協議会・木村さん(左)さんの補習が続きます!
いい作品をつくろうと一生懸命な皆さんに、講師の青木さん(右端)も熱く応えてくださいました!!