社会福祉法人大阪市社会福祉協議会・大阪市ボランティア・市民活動センターのスタッフブログです。




2015年11月10日火曜日

「ボランティア団体・NPOの魅力を伝えるCM制作講座」が始まりました!(11月2日)

 
開催チラシ

昨年、好評だったこの講座。今年も「株式会社きんえい」の協力のもと、あべのアポロシネマサロンを無償提供いただき実施することができました。映画館で映像づくりに取り組めるということもあり、半月ほどの募集期間にも関わらず、定員を超える応募がありました。

ロケーションはとても重要なファクターですね!

魅力的な会場は、受講団体の創造力をかき立てたり、参加へのあと押しをしてくれるようです。


今年の受講団体は、ボランティア・市民活動団体11団体21人。
これから、自身の活動の魅力を発信するため、オリジナルのCMづくりにチャレンジしていきます。


(株)きんえいから、挨拶
1回目(午後2時~4時)は、岡部望さん(大手前大学メディア・芸術学部・講師)をお招きして、「表現とは 映像制作原理概要」の講義を受けました。映像に関する専門的な見地から、時間の感覚(1秒間に平均6音喋ることができること)や起承転結の大切さ、絵のシナリオ作り(絵コンテ)をした方が映像を作りやすい等の説明を受け、不特定多数の観客に理解しやすい作品のコツを教えていただきました。

2回目(午後4時~6時)は、昨年度CM制作講座に参加し、見事CM大賞(ボラデミー賞)を受賞された窪田新一さん(市民フォーラムおおさか・代表)から、今年の受講生に向けて、映像を撮る際は三脚が必要であることや音楽の選定も重要であること、講師の専門家から何度も指導を受けたが、結果的によい作品ができて良かった等、具体的なアドバイスをしてもらいました。
岡部さんによる講義の様子
熱心に講義を受ける受講者
また、自分の活動を知ってもらうために、自分たちが気づいていない魅力も引き出せるよう、伝え方のワークショップを1時間程開催しました。
「自分の活動を知ってもらおう、伝え方のワークショップ」では、受講者が3人一組になり、インタビューする人、インタビューされる人、記録係を決めて、7分間のインタビューと2分間の他己紹介(インタビューされた団体の噂話)をし、インタビューされた団体は自分の活動がうまく伝わっているかを確認するワークを行いました。
それぞれ、インタビューを受けた団体は、記録係から付箋に書かれた、素敵だなぁと思う「いいね!」ポイントと「わかりにくかったこと」を受け取りました。このワークを通じて、人に伝える難しさだけでなく、絵コンテづくりのヒントに活かしてもらえたらと思います。
受講者へ熱いエールを送る窪田さん
受講者からは、「CMがうまく作れるか不安だけれどワクワクする」という声や、ボラデミー賞を目指す宣言をする団体などもあり、インタビューを通じて、団体同士がお互いを知り、励ましあう場面が見られました。
次回(1116日)は、団体が作成した絵コンテ(各団体がCM作りのイメージを起承転結を意識して描く)をもとに、講師の個別指導を受けたり、「実写のためのレクチャー」を予定しています。(中原)