社会福祉法人大阪市社会福祉協議会・大阪市ボランティア・市民活動センターのスタッフブログです。




2015年3月18日水曜日

~挑戦した2日間~ 第2期ときどき“記者”養成講座②&③



昨年大好評だった記者養成講座「シゴトとオウチ、ときどき“記者”よーせーこーざ」の第2期が先日無事終了しました。定員30人の講座には、倍近いお申し込みがあり、「文章を上手に書きたい」「今の仕事に活かしたい」など、さまざまな想いをもった参加者が集まりました。


今回は連続講座の2コマ目と、最終日の3コマ目をレポートします。
(1コマ目の様子はこちら

1コマ目の様子はこちら

2コマ3コマ目ともに、講師はフリーライターの朝日恵子さん。年間100本以上の原稿を手掛け、当センター発行のボランティア・市民活動情報誌「COMVO(コンボ)」でも執筆をしていただいたことがある方です。

 
 


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<2コマ目>
2/26(木)18:30~
@大阪市社会福祉センター会議室

●タイトル● 「  
 取材時の大切な視点や本音を聞き出すコツを学ぶ。


朝日さんの講座の特徴。それは、とにかくわかりやすいこと!
“小学生の作文のように書いてみる”
“これだけでいい!話を聞き出す6つのテクニック”など
シンプルだけど「なるほどな~ぁ」と誰もが思える表現で、参加者をひきつけます。

講座の最後には、参加者同士で取材を行い、他己紹介に挑戦!他人のことを大勢の人に対して紹介する「他己紹介」。研修などの場でよく用いられるのですが、すべらない取材のコツを踏まえて行われる他己紹介は、明らかにいつものものとは違いました。
「なぜ?」「どうしてそれなの?」「一番○○なのはどんな時?」など話を掘り下げることでザクザクと出てくるお宝のような“本質の言葉”を、参加者は体感できたんではないでしょうか。

 
 


“ニヤリ”な本質に迫れたのかな!?



意外な趣味が取材で判明!周囲から「お~ぉ!」の声
 















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<3コマ目>
3/5(木)18:30~
@大阪市社会福祉センター会議室

●タイトル● 「  」
  伝わる文章を書くための大切な心構えや、陥りやすい落とし穴など学ぶ。

2コマ目の取材の手法を用いながら、記者会見風の囲み取材を行い原稿作成に挑戦しました。
この講座でも、目からウロコなポイントが盛りだくさん。ちょっとだけ公開しちゃいます♪

“書き出しは自分のストレートな感想から入る”
…「え!たったこれだけ?」と思うかもしれませんが、これがすごい威力なんです。一気に文章がその書き手の世界になるんですから。
(*^_^*)

3回にわたる講座で学んだことを活かし、完成した原稿をみんなの前で読み上げる一人一人の声。それは講座初日の不安なものとは明らかに異なり、文章表現の奥深さや、誰かの目に触れることを楽しんでいるかのように感じられました。



むむ…
 



むむむ…
「同じ取材してるのに、こんなに表現違うの~」

 

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講座後のアンケートには、「自分でもっと文章を書きたい」という多くの感想がありました。今回の講座は、受講後にその活動の場として、当センターのボランティア・市民活動情報誌「COMVO(コンボ)」の取材や原稿作成に取り組めるというステップが用意されています。近い将来、今回の参加者が仕上げた記事が皆さんの目に触れる日もそう遠い日のことではないかもしれません。今から本当に楽しみです♪
(*^_^*)

(河崎友紀)