社会福祉法人大阪市社会福祉協議会・大阪市ボランティア・市民活動センターのスタッフブログです。




2014年12月17日水曜日

12月のCafe IMONIKAI 冬休みイベントを開催しました(H26.12.6)

 

都島区社会福祉協議会
素敵な看板を用意してくれました
待ちに待った冬休みイベントの当日。今回は、県外避難者大人13人、こども13人、支援者31人というたくさんの参加者が集いました。今回の会場が都島区社会福祉協議会ということもあり、まちがっていつもの市立社会福祉センターへ行ってしまう人がいるのではないかと心配していましたが、そんなことは耳にせず、ひと安心でした。

 晴れてとてもよいお天気、南向きに大きなベランダとガラス戸があり、たっぷり陽が入ってきます。部屋いっぱいの大人数でもあり、早々に暖房は切りました。
こどもはおもいっきり遊べるように、おとなはゆっくり話ができるようにと部屋をパーテーションで区切り、ちょっと隙間を空けて、自由に行き来ができるようになっています。こどもが遊び始めると、お母さんたちは安心しておとな部屋でおしゃべりしていました。

 
「コラボラピース」 5曲披露してくれました
支援者31人のうち16人は、ゴスペルグループ「コラボラピース」のメンバーで、11時すぎから、素敵なミニコンサートがありました。お母さんもこどもも楽しめるようにと選曲されており、詩人金子みすゞの詩に曲をつけた復興支援ソング「ひまわり」は、アンコールでも歌われました。


 

「サンドリ」メンバーのこどもたち
「コラボラピース」と一緒に歌います
続いて、東日本大震災避難者の会「Thanks&Driam」の音楽隊「サンドリ」によるありがとうの歌も披露されました。ボランティアのみなさんに感謝の気持ちを届けたいと、お母さんと子どもたちが、おふろに入りながら練習したという歌は、あったかくてかわいくて涙が出てきそうでした。




二つのグループの心のこもった歌声に感動し、歌の力を感じたひとときでした。

 お昼を挟んでも遊びとおしゃべりは続きます。パステル画を何度も描いている子、ゴムミサンガづくりに夢中になっている女の子、大きな積み木を作ったり壊したりして体いっぱい遊んでいる男の子、そこにサプライズでピンクのココアグマが登場…ボランティアの数が十分で、こどもたちのことは本当に安心してお任せできました。

ココワグマと一緒にお片付け


パステルアートコーナー
何度も描くこども続出でした


 午後からは、おとな部屋でもお楽しみのメイクセラピーとカラーセラピーが始まりました。メイクセラピーでは、本当にビフォー&アフターで写真を撮っておけばよかったと思う程、みなさん更にかわいく素敵になっていました。私もいつかその魔法にかかってみたい…と思っています。

メイクセラピー きれいになあれ
カラーセラピーは、ブースを2つ用意しましたが常に満席。性別を問わないため、男性がおしゃべりをやめてセラピーを体験したり、2つのブースを渡り歩く人もいました。後でセラピストのお2人に聞くと合計13人がセラピーを体験されたということでした。

おとなのお部屋。左端はカラーセラピーブース


今回は、会場で都島区社協のみなさん、たくさんのボランティアの方々の力で楽しく多彩なイベントができ、暖房もいらないほど暖かい冬休みイベントでした。みなさん本当にありがとう。


また遊ぼうね
イベント終了後、片付け中に発見。
今見ても涙が出そうです


 
 








次回の開催は年明け1月28日(水)、いつもの第4水曜日、いつもの市立社会福祉センターです。お待ちしています。(赤星)