社会福祉法人大阪市社会福祉協議会・大阪市ボランティア・市民活動センターのスタッフブログです。




2014年5月2日金曜日

ついに製品化!今までにない極上の”紙破り体験”。

えっ…せっかくのカードを”やぶる”?!

「ついに製品化します!」
 NPO法人もなか会 紙再生工房所長の前橋さんが持参されたのは、「やぶれかぶれ紙」というネーミングの新製品。オリジナル手漉きハガキの3枚セットです。

今を遡ること約1年半前――紙再生工房では、牛乳パックから作る再生紙の白色度をアップするため、当センターが中立ちとなって一般社団法人大阪市視覚障害者福祉協会から提供いただいた使用済みの点字用紙を漉き込んだハガキを試作していました。印刷ミスの廃棄分を破って捨てるときに、今まで体験したことのない”破り心地”を体感し、感動した前橋さんたちスタッフ。「この破り心地を生かして、何か新しい製品はできないか」とアイデアを温め続けて、今回、ようやく製品化にこぎつけられました。

”開発”の経緯を語る前橋さん
今までにない極上の”紙破り体験”が味わえる「やぶれかぶれ紙」。「障がい者の作業所でも、こういった遊びゴコロいっぱいの製品を作るところが存在する」ということを知ってもらえたら」と前橋さんは熱く語ります。

明日から3日間、中之島まつりにて販売を開始。前橋さんの紙すきライブパフォーマンスもあるそうなので、新しい”紙破り体験”にご興味のある方は、ぜひ明日からの中之島まつりでえも言われぬ破り心地を体感されてはいかがでしょうか!(市居)
対象者に合わせた3枚のカードが1セット。
中身が気になる「18禁」と名付けられたセットも^^