社会福祉法人大阪市社会福祉協議会・大阪市ボランティア・市民活動センターのスタッフブログです。




2014年3月1日土曜日

2月Cafe IMONIKAI開催しました

 2月26日(水)毎月定例の避難者交流会Cafe IMONIKAIを開催しました。
 今回は、県外避難者大人5人、こども5人、ボランティア・支援者8人が参加され、会場が笑い声などで満たされたにぎやかな交流会となりました。

 午前中は、2~5人の対話ですすめられ、それぞれの子育てなどの近況報告や、来る3月9日(3.11from KANSAI開催日)の各自の予定などが話されていました。近況報告では、弊紙『IMONIKAI』第30号情報掲示板で募集した『ギア‐GEAR-』と、同じく第32号『みんなのサザエさん展』を見た感想を出していただき、『IMONIKAI』作成者として、避難者の『IMONIKAI』への期待を実感しました。
 

 寄せていただいた感想やお礼の言葉は、ご招待・ご提供いただいた団体・企業に報告していきます。
 これからも、『IMONIKAI』が支援される側と支援する側の“橋渡し”になるよう努めていきます。

 

 会の途中、お母さんがちょっと離れた隙に、泣いてしまったこどもを、参加していたお兄さん、お姉さん、おじいちゃん、おばあちゃんが、かわりがわり抱っこしてあやしてくれるという一幕もありました。




 午後からは、恒例となった折り紙ボランティアも駆けつけ、こどもたちと一緒に、兜や船などを折りました。こどもたちの真剣なまなざしと一所懸命な態度から、折り紙を楽しみにしていることと成長を感じました。

 また、関西での避難者支援を模索する方から、『TRE(トラウマ・ストレス開放エクササイズ)無料ワークショップ』実施の相談があり、参加者から貴重なご意見をいただいていました。

 「話すことによって癒された」「お世話になった皆さんのお役に立ちたい」という避難者の思いと、「支援できることは何か」と被災地・避難者のニーズを模索する支援者の思いが交錯する交流会は、名残惜しいものとなり、3時40分ごろに散会となりました。      (菊地)