社会福祉法人大阪市社会福祉協議会・大阪市ボランティア・市民活動センターのスタッフブログです。




2014年2月1日土曜日

東日本大震災新潟市避難者交流所「ふりっぷはうす」にお邪魔してきました!

 大阪市社会福祉協議会(ボランティア・市民活動センター)は、復興庁が平成25年度から始めた「県外自主避難者等への情報支援事業」を受託しています(事業の概要につきましては復興庁ホームページをご参照ください)。

「ふりっぷはうす」
 1月22日、この事業を受託している各団体の報告及び情報交換のための会議が新潟県で開催され参加したのですが、その際に、新潟市内にある東日本大震災新潟市避難者交流所「ふりっぷはうす(運営:新潟市避難者支援協議会)」にお邪魔させていただきました。「ふりっぷはうす」は、2011年10月に東日本大震災の影響で新潟市に避難されている方々のための交流施設として開設、コミュニティ活動や自立支援活動等、新潟県内の避難者支援活動の中心的施設として、利用者述べ1万2000人を超え、広域避難者を対象とした同種の施設の中では突出した稼働実績を持ち、支援施設のモデルケースとして運営されています。
転がっても問題なし
ベビーベッドは常時完備
施設、といっても写真からわかるように普通の和風民家。温かみのある訪れやすい場所にしたいということで、元の家をほとんど改装せずに使っています。室内はキッズスペースやベビールーム、図書コーナー、自由に使えるドリンクコーナーなど、気取らない雰囲気が利用しやすい事を物語ります。しかし、避難者情報掲示板や就労のための活動場所の提供など、避難しているみなさんとさまざまな人々や団体をつなぐ場としても地元に根付いているようです。大阪市ボランティア・市民活動センターでも避難者交流会 Cafe IMONIKAIを開催していますが、借りたお部屋で月に1回の開催のため、このようないつでも気軽に訪れるスペースがあれば、避難されているみなさんももっと顔をのぞかせてくださるのかなあと感じました。
 

看板は玄関にさりげなく
 余談ですが、1月の新潟は真っ白な雪の世界なのだろうと勝手に思い込み、相当な厚着で臨んだのですが、駅につくと大阪と変わらないコンクリートの世界で少し肩透かしを食らってしまいました(笑)。越後湯沢あたりは豪雪だったのですが、同じ新潟でもこんなに違うのですね。

 「ふりっぷはうす」が今後も避難されたみなさんの最高の憩いの場になることを期待しています。この度は訪問させていただき、ありがとうござました!(川口)