社会福祉法人大阪市社会福祉協議会・大阪市ボランティア・市民活動センターのスタッフブログです。




2013年12月19日木曜日

【おおさか閃き塾2013】全日程が終了♪ 12人の“閃き人(ひらめきびと)”がいよいよアクションへ!

「おおさか閃き塾2013」の門をくぐり、修了された皆さん
「対話と創造」をキーコンセプトに、参加者が地域や社会の悩みごと・困りごと(テーマ・課題)を持ち寄り、集まった仲間と一緒に新しい発想や着眼点を創造しながら、課題の解決に向けた一歩を踏み出そうという市民塾「おおさか閃き(ひらめき)塾」
2期目となる「おおさか閃き塾2013」を、2013(平成25)年9月14日~11月30日の3カ月間、昨年の塾生有志の皆さんと一緒に練り上げバージョンアップした、全5日間(15コマ)+フィールドワーク(平均2回)+オプション企画2回というプログラムで実施し全日程を終えました。
 
最終日を欠席しても、補講でフォロー♪
今年の塾生は12人。就活中の学生、福祉施設職員、ITコンサルタント、行政職員、会社員、パートタイム主婦、地域活動従事者、フラメンコダンサーetc.。昨年同様、年齢も職業もバックグラウンドも多様な人たちが集まりました。参加者の多様性は「おおさか閃き塾」の大きな魅力のひとつです。

以下、最終日までの“キセキ”をダイジェストでご紹介します。

橋本さんのワークは笑いと気づきがいっぱい!
【1日目・9/14】目玉は、午後約4時間をかけて行った講師・橋本久仁彦さん(シアター・坐・フェンス主宰)による「“本質”とは何か~“聴く”を学ぶ」。普段、無意識に身にまとっている“鎧(よろい)”を脱ぎ、相手も自分も尊重する関わり方(コミュニケーション)を体得するところから「閃き塾」は始まりました(詳細はコチラ)。

一般参加も含め、各自の課題を多様な人との
対話で深堀りした「オープン★閃き塾」。

【2日目・9/28】午前中は「オープン★閃き塾」、午後からは昨年の閃き塾塾生でもある成松秀夫さんを講師に「心が軽くなるプロジェクトマネジメント入門」のお話。さらに「リサーチ実践」に向け、フリーライターの朝日恵子さんから「『インタビューの秘訣』に迫る~リサーチに向けて準備すること」でワークを通して本質に迫るインタビュー術を学びました(関連記事はコチラ)。

【10月中旬~11月下旬】フィールドワーク(リサーチ実践)。課題解決のヒントを得るために、各分野の先達たちにインタビューを敢行!思いを同じくする人とつながる醍醐味を体感し、様々な先駆事例を目の当たりにしました。世界の広さを実感!!

3日目とは思えないほど自由に
発言できるワークは大盛り上がり♪
【3日目・11/2】リサーチ実践で掴んだ情報からヒントとなる要素を抽出→“見える化”するワークで洞察を得ました。異なるジャンルであっても共通する秘訣が多く、驚きと発見の連続でした。

どんどん拡がる可能性にワクワク♪
【4日目・11/16】塾生それぞれの「テーマ・課題は本当にこれなのか?」を再確認すると同時に、ワークでアクションの可能性を広げました。思いがけない可能性に気づき、一気にワクワク感が高まりました。

【11/6・11/29】2回開催したオプション企画「夜活@閃き塾」では、実際の活動現場に身を置き、思考の枠を拡げる様々な刺激を得ました(詳細は→第1弾第2弾)。

最終プレゼンに向け、真剣です^^
【5日目(最終日)・11/30】課題解決に向けて、“思い”を“アクション”に変えるため、共感を広げるためのストーリーを描き、まず踏み出す最初の一歩を皆の前で宣言しあいました。プラン立案だけにとどまらず、小さくても“自ら動く”ことを大切にする「閃き塾」恒例のしめくくりプレゼンで全日程を終了しました。

「そうか、見えた!!」
こちらも、一心不乱にワーク♪
最終日を待たず早々とアクションを起こし現状を変え始めた塾生さん、リサーチを通して漠然と考えていたことが具体的なプランになった塾生さん、“自分だからこそ“の地域との関わり方を見出した塾生さん、毎回、塾に参加する度に熱(知恵熱?!)を出していた塾生さん…etc.。

最終日には、どの塾生さんも、思いを同じくする仲間と真摯に対話の時間を重ねたからこその確信に裏打ちされた力強い言葉と表情で、それぞれの最初の一歩(アクション)を宣言されたことがとても印象的でした。

いよいよ最終発表! 5枚の画用紙を使って紙芝居風に
自分が心から関わりたいと思うテーマ、どうしてもお客さん(傍観者)ではいられない地域・社会の課題。そんな“自分ごと”をしっかりと見つめ、思い切って渦中に一歩踏み込むことによって、人は何歳でも、どのタイミングでも大きく“開き”、社会(地域)とつながっていけるのだと、昨年に引き続き、あらゆる人の持つ可能性の素晴らしさを強く実感することができた「おおさか閃き塾2013」でした。
笑いの絶えない最終発表会。
(落語会ではありません^^)
講師の皆さんをはじめ、昨年&今年の
“閃き人(びと)”(「閃き塾」修了生を、これから私たちはこう呼びたいと思っています^^)の皆さん、「閃き塾、オモシロイね!」と応援してくださった多くの皆さんのお陰で、今年も「おおさか閃き塾2013」が無事に終了し、事務局一同、感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございました。そして、これからもどうぞよろしくお願いいたします!!

今後、「おおさか閃き塾」では関連企画も検討中です。「おおさか閃き塾」に少しでも興味を持ってくださった皆さん、ぜひ何かの機会にご一緒できたら嬉しいです。

 これからの「おおさか閃き塾」にも、ぜひご期待ください!!(市居)