社会福祉法人大阪市社会福祉協議会・大阪市ボランティア・市民活動センターのスタッフブログです。




2013年12月28日土曜日

本年もお世話になりました m(_ _)m



 本年一年間、ありがとうございました。


 関わった全てのみなさまとの縁が糧となり、より一層センターが輝いた事を感謝しています。

 来年もすばらしい、ボランティアと市民活動が広がる一年になりますように。

 よいお正月をお過ごしください。



 大阪市ボランティア・市民活動センター 職員一同





2013年12月27日金曜日

【おおさか閃き塾】第1回「これからの企画を考える会(仮)」に“閃き人”が集いました♪

 

笑いの絶えない話し合い。互いのコトバに触発され、話がどんどん膨らみます♪


「おおさか閃き塾2013」が終了して約1ヵ月。
12/26(木)夜に「おおさか閃き塾2013」第1回「これからの企画を考える会(仮)」が開かれ、雨にもかかわらず閃き塾修了生4人がボラセンに集いました。皆さん久々の再会でしたが、会うなり互いに笑みがこぼれ、自然と話が弾みます。
 
会の目的は、今年度の閃き塾プログラムが終了したこれから、閃き塾で見出した各自のテーマについて①さらに取り組みを深めるため、②応援者・協力者を募ることも視野に入れ広く外部に伝えるため、また、③さらに塾生同士のつながりを強めていくために、「何か独自の企画をしては?」について相談するためです。話し合いは開始から1時間半を超えてもどんどん盛り上がり、センター閉館時間までに終了できなかったため、なんと会場を移してさらに1時間ほど続行しました!
 
話し合いの結果、これから何か企画を実施する方向で今後も話し合いを続けていくことになりました。まだ、具体的に詳細はお伝えはできませんが、オモシロい企画が飛び出してきそうな気配です^^
帰り際に、修了生のお一人が「閃き塾って、プログラムが終了した時点で終わるのかと思ってました。でも今、まったく終わる気がしない。これからも、続いていくんですねぇ」としみじみ言っておられたのが、とても心に沁みました。
 
また具体的に企画内容をお伝えできる段階になれば、詳細についてお知らせしますね!乞う、ご期待♪(市居)
 

12月25日・・・今年のクリスマスは最高!!!!でした~Café IMONIKAIクリスマスバージョン開催♪

↑ ドイツフェスティバル。午後5時の
点灯式にも参加。明を追加

Café IMONIKAIに、サンタがやってきた!!!!!!


 12月のCafé IMONIKAIは、25日に梅田スカイビルガーデンシックにあるミンナDEカオウヤ スカイビル店のご
協力をいただき、遠野まごころネットと共催で開催。大きな歓声に包まれました。
 また、積水ハウス(株)の共催もいただき、イツフェスティバルも楽しむという豪華版でした。

クリスマスケーキを作ってん!!!!!


 まずは、クリスマスケーキづくり。キャリナリー菓調理大阪校の教員、学生による準備段階からの大きなご協力をいただき楽しい時間が送れました。
 ケーキ作り初挑戦の子ども達の目が輝き、サンタやイチゴを慎重にデコレーション。
 完成後は、皆でいただきました。

          
              

 
 






























 キャリナリー菓調理大阪校の石川先生の
プロ技にみんな、真剣なまなざし・・・・・ →




← SHIGEZOサンタのマジックに

  驚くこどもたち・・・

  いえいえ、大人も感心しきり。
  

    
地球戦士ゼロスと記念撮影も・・・
こんなん、はじめて!?
 
 
 
 たくさんのサンタさんからプレゼントを
  もらい、全員で記念撮影・・・ →
 
 
 
 今年もあと、4日。ボラセンは、28日、1月4日も土曜日につきオープンしてます。
 
 
 
 
 
 職員は2人体制でさみしいです・・・ので、時間と友愛のある方はのぞいてください!!!
 
 
 
 

施設・団体スタッフ対象のボランティア受入れスキルアップ講座を開催しました♪


 平成25124日(水)午後3時~5時、施設・団体のボランティア受入れ担当を対象とした「ボランティア受入れスキルアップ講座」が開催されました(会場:大阪市立社会福祉センター)。

 今回の講座は「こんなボランティアはどのように受け入れたらいいのかな」をテーマに、ワークショップで形式で話し合い、解決をしていこうというものです。集まった17人の参加者からは「障がいのあるボランティアさんが来られたら何に配慮すればよいか」「高齢のボランティアさんが来られた場合、怪我などが心配」を、はじめとしたさまざまな意見が挙がり、ボランティア受入れ現場の「問題の多様性」が見えました。

 
 参加者同士のワークショップを通じて「皆で出来るボランティア活動に参加してもらってはどうか」「分かりやすく物事を説明したり、マニュアルを渡してはどうか」などの解決案があがり、講師を務めた当センター所長・石田からは「人が集えばトラブルは当り前。葛藤がないところに成長はないと前向きに捉えてください」とコメント、問題自体を受け止めることの重要性を感じる機会となりました。

講座終了後には別室にて講師を囲んでの交流も行なわれ、少人数ならではの深い話もあり、有意義なひと時を過ごされ、講座参加者からは「ためになった」「施設の職員にも共有して活かしていきたい」などの感想をいただきました。次回以降の講座開催は未定ではありますが、私たちにとっても大変参考となる場となりました。
(河崎)


アイスブレイクの様子
初めましての壁を払いました♪
ワークの様子

2013年12月19日木曜日

「ホッとネットおおさか」 第9回定例会が開催されました。

「ホッとネットおおさか(大阪府下避難者支援団体等連絡協議会)」第9回定例会が12月9日(月)、
市民活動スクエアCANVAS谷町で開催されました。

会場の様子
今回の内容は、
1.「堺市における避難者支援の取組み」につ 
いて     

2.子ども被災者支援法の基本方針と具体的     課題

 ○子ども被災者支援法の基本方針について

   
 ○次年度への公営住宅の入居保障の問題

 ○県外の避難者への情報提供業務の受託について

1.堺市危機管理室の久井さんが堺市のこれまでとこれからの支援の取組が紹介されました。
 被災者支援などに関する問い合わせに対して、迅速かつ的確に対応できるよう設置した総合窓口(ワンストップサービス)の働きは大きい。
 また、市営住宅の無償提供が平成27年3月末まで延長されたり、保育所への優先入所、無料健康診断などを実施されているとのことでした。

また、来年2月には2つの区にそれぞれ専門の相談窓口が設置される予定とのことでした。

2.○ 青木佳史弁護士から、10月11日に閣議決定された「被災者等施策の推進に関する基本的な          方針について」報告がありました。
  東電による原発賠償期間が10年に延長されたことなど、閣議決定する前に募集したパブリック      コメント結果が反映された点の説明がありました。その一方、提供される住宅が有償か無償かが  明確化されていない点、福島県外からの避難者への生活支援はどうなるかなど、あいまいな部分 もあるので、引き続き声を上げていきたいとのことでした。

     ○ まるっと西日本の古部さんからは、県外避難者向け公営住宅の入居期限調査についての報告がありました。 関西40余の自治体等に「無償入居期限」の調査を行ったところ、国土交通省の 通知などを受け、半数の自治体が「1年延長」の支援を打ち出している一方で、支援打ち切りを決 めようとしている団体があるなど、自治体によって、バラつきがあるということでした。
県外避難者の現状への理解とサポートをお願いしたい、とお話しされました。

  ○当センターの副所長・脇坂より、ボラセンが復興庁より受託した「県外避難者情報提供支援事業」について説明を行いました。
   当事業は25年12月~26年3月(以降も継続検討)実施され、 福島からの県外避難者を対象に、避難者が「避難生活」から「自立した生活」に移行できるよう、環境を整備することを目的に、
  
  
ニュースレターなど紙ベースでの情報発行、提供及び説明会の実施など、相談支援を行っていく
という内容でした。

今年の定例会は、今回で最後となりました。次回の開催予定は来年、2月14日です。

ホッとネットについてのご質問・ご相談は、当センターまでお問合せください。(泉)

【おおさか閃き塾2013】全日程が終了♪ 12人の“閃き人(ひらめきびと)”がいよいよアクションへ!

「おおさか閃き塾2013」の門をくぐり、修了された皆さん
「対話と創造」をキーコンセプトに、参加者が地域や社会の悩みごと・困りごと(テーマ・課題)を持ち寄り、集まった仲間と一緒に新しい発想や着眼点を創造しながら、課題の解決に向けた一歩を踏み出そうという市民塾「おおさか閃き(ひらめき)塾」
2期目となる「おおさか閃き塾2013」を、2013(平成25)年9月14日~11月30日の3カ月間、昨年の塾生有志の皆さんと一緒に練り上げバージョンアップした、全5日間(15コマ)+フィールドワーク(平均2回)+オプション企画2回というプログラムで実施し全日程を終えました。
 
最終日を欠席しても、補講でフォロー♪
今年の塾生は12人。就活中の学生、福祉施設職員、ITコンサルタント、行政職員、会社員、パートタイム主婦、地域活動従事者、フラメンコダンサーetc.。昨年同様、年齢も職業もバックグラウンドも多様な人たちが集まりました。参加者の多様性は「おおさか閃き塾」の大きな魅力のひとつです。

以下、最終日までの“キセキ”をダイジェストでご紹介します。

橋本さんのワークは笑いと気づきがいっぱい!
【1日目・9/14】目玉は、午後約4時間をかけて行った講師・橋本久仁彦さん(シアター・坐・フェンス主宰)による「“本質”とは何か~“聴く”を学ぶ」。普段、無意識に身にまとっている“鎧(よろい)”を脱ぎ、相手も自分も尊重する関わり方(コミュニケーション)を体得するところから「閃き塾」は始まりました(詳細はコチラ)。

一般参加も含め、各自の課題を多様な人との
対話で深堀りした「オープン★閃き塾」。

【2日目・9/28】午前中は「オープン★閃き塾」、午後からは昨年の閃き塾塾生でもある成松秀夫さんを講師に「心が軽くなるプロジェクトマネジメント入門」のお話。さらに「リサーチ実践」に向け、フリーライターの朝日恵子さんから「『インタビューの秘訣』に迫る~リサーチに向けて準備すること」でワークを通して本質に迫るインタビュー術を学びました(関連記事はコチラ)。

【10月中旬~11月下旬】フィールドワーク(リサーチ実践)。課題解決のヒントを得るために、各分野の先達たちにインタビューを敢行!思いを同じくする人とつながる醍醐味を体感し、様々な先駆事例を目の当たりにしました。世界の広さを実感!!

3日目とは思えないほど自由に
発言できるワークは大盛り上がり♪
【3日目・11/2】リサーチ実践で掴んだ情報からヒントとなる要素を抽出→“見える化”するワークで洞察を得ました。異なるジャンルであっても共通する秘訣が多く、驚きと発見の連続でした。

どんどん拡がる可能性にワクワク♪
【4日目・11/16】塾生それぞれの「テーマ・課題は本当にこれなのか?」を再確認すると同時に、ワークでアクションの可能性を広げました。思いがけない可能性に気づき、一気にワクワク感が高まりました。

【11/6・11/29】2回開催したオプション企画「夜活@閃き塾」では、実際の活動現場に身を置き、思考の枠を拡げる様々な刺激を得ました(詳細は→第1弾第2弾)。

最終プレゼンに向け、真剣です^^
【5日目(最終日)・11/30】課題解決に向けて、“思い”を“アクション”に変えるため、共感を広げるためのストーリーを描き、まず踏み出す最初の一歩を皆の前で宣言しあいました。プラン立案だけにとどまらず、小さくても“自ら動く”ことを大切にする「閃き塾」恒例のしめくくりプレゼンで全日程を終了しました。

「そうか、見えた!!」
こちらも、一心不乱にワーク♪
最終日を待たず早々とアクションを起こし現状を変え始めた塾生さん、リサーチを通して漠然と考えていたことが具体的なプランになった塾生さん、“自分だからこそ“の地域との関わり方を見出した塾生さん、毎回、塾に参加する度に熱(知恵熱?!)を出していた塾生さん…etc.。

最終日には、どの塾生さんも、思いを同じくする仲間と真摯に対話の時間を重ねたからこその確信に裏打ちされた力強い言葉と表情で、それぞれの最初の一歩(アクション)を宣言されたことがとても印象的でした。

いよいよ最終発表! 5枚の画用紙を使って紙芝居風に
自分が心から関わりたいと思うテーマ、どうしてもお客さん(傍観者)ではいられない地域・社会の課題。そんな“自分ごと”をしっかりと見つめ、思い切って渦中に一歩踏み込むことによって、人は何歳でも、どのタイミングでも大きく“開き”、社会(地域)とつながっていけるのだと、昨年に引き続き、あらゆる人の持つ可能性の素晴らしさを強く実感することができた「おおさか閃き塾2013」でした。
笑いの絶えない最終発表会。
(落語会ではありません^^)
講師の皆さんをはじめ、昨年&今年の
“閃き人(びと)”(「閃き塾」修了生を、これから私たちはこう呼びたいと思っています^^)の皆さん、「閃き塾、オモシロイね!」と応援してくださった多くの皆さんのお陰で、今年も「おおさか閃き塾2013」が無事に終了し、事務局一同、感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございました。そして、これからもどうぞよろしくお願いいたします!!

今後、「おおさか閃き塾」では関連企画も検討中です。「おおさか閃き塾」に少しでも興味を持ってくださった皆さん、ぜひ何かの機会にご一緒できたら嬉しいです。

 これからの「おおさか閃き塾」にも、ぜひご期待ください!!(市居)

2013年12月17日火曜日

「町会に入っている人」も「町会に入っていない人」も必見!COMVO1月号発行♪

2013年最後となるボランティア・市民活動情報誌「COMVO」1月号を発行しました!

色んな人たちから好評となっている巻頭の特集シリーズ「対話:dialog」で今回取り上げたテーマは「町会に入っている人」と「町会に入っていない人」です。なかなか話す機会がない2つの立場の人たちから出てきた言葉は意外なものだった!?
地域活動に携わる人たちや町会を運営している人たちなど多くの人たちに読んで欲しいCOMVO1月号は様々なところで手に取って読んでいただけます!

本誌を読んでのご感想等も受け付けておりますので、皆さんのご意見もお聞かせください!

では、来年もどうぞCOMVOのご愛読をよろしくお願いします。(秋田)

▸どこでゲットできる?
 COMVOの配架場所は→ こちら
▸ネットでも見れる?
 COMVOウェブサイト→ こちら

▼「COMVO」の電子ブックも好評配信中!
▸COMVO電子ブック → こちら

▼「COMVO」を読んでのアンケートへの回答もお願いします!
▸アンケートフォーム → こちら

2013年12月14日土曜日

都島でもボランティア・市民活動センター準備会が進行中♪

市内各区でボランティアビューローからボランティア・市民活動センターへ発展させていく動きが広がっています。都島区でも夏から具体的な動きが始まっていて、12月12日の晩、4回目の準備会があるということでお邪魔してきました。

都島での準備会の参加メンバーは、地域団体、NPO、ボランティア、企業、保育園、障害者団体、区役所などと多彩なのが特徴。事務局を担う区社協スタッフも、事務局長を筆頭に各部門のスタッフがメンバーとしてテーブルに加わるのも都島流♪ 後ろでそっと座っておこうと思っていた私もテーブルにまぜていただき、ワークに参加させてもらいました。 進行や記録、発表役を、テーブルを囲んだメンバーで話し合ったり、じゃんけんで決めたりするのですが、私のような外の人間も「参加するのがあたりまえ」という何とも言えない空気感が心地よかったです。

この日は、前回話し合われたさまざまな“理想のセンター像”を、さらに深堀りするディスカッションと、3月8日に決まったオープニングイベントの企画案を考えるワークショップが行われました。
ここではまだ明かせませんが、思わず足を運びたくなるような参加型アイデアが次々に出され、「アイデアがアイデアを呼ぶっておもろいな~」との声も聞こえてきました。いろいろ視点の違う人たちが集まることで、素敵な知恵が生まれるものだと痛感した会でした。(松尾)

現場を五感で体感♪ 「閃き塾」オプション企画“夜活”第2弾 at Café&Goods B.S.C (ミニレポート)

地域課題や社会課題を持ち寄り、多様な人の力で解決に向けて一歩踏み出そうという市民塾「おおさか閃き塾2013」。2期目となった今期は、オプション企画「夜活@閃き塾」と題した現場体感ツアーを実施しました。ユニークで先駆的な活動の現場に足を運び、活動についてのリアルなお話を聞き、地域や社会を知るための、好奇心をくすぐる体感セミナーの第2弾は…! 

11月29日(金)晩、「障がいがあっても『夢』や『生きがい』を感じることのできる社会をつくる→NPO法人サンフェイスのいまとこれから」と題して、生野区にあるサンフェイスさんが運営するおしゃれなカフェ「CaféGoods B.S.C」でドリンクと名物“塩ラスク”をいただきながら、19時~21時まで超アツいお話しを伺いました。こちらはオープン企画として一般参加希望も受け付け、キャンセル待ちが出るほどの盛況でした。
スピーカーのサンフェイス代表・久田亮平さんには、今から2年前に団体を訪問した際に初めてお会いし、お話しのインパクトがとっても強かったため「これはぜひ多くの人にも聞いてもらいたい」と思い続けてきました。今回、ようやくその思いが実現することになりました。

久田亮平さんが手がける活動も作品も一言で言って「福祉っぽくない!」のが大きな特徴。サンフェイスでは障がい児・者の余暇活動支援をNPO法人で、児童ディサービス・ヘルパー派遣・自立ホームの運営を株式会社で行っており、活動領域そのものはまさに“福祉”。しかし、冒頭に久田さんは「福祉のイメージを変えたい」と第一声。自立ホームはデザイナーと組んで“人に自慢したくなる家”を目指す、お店に並ぶ商品の食器、鞄、オブジェ、雑貨も完成度を高くし、洗練されたデザインを取り入れるなど、福祉以外の世界では一般的に行われていることをためらいなく福祉の世界に取り込んでおられます。

障がいの違いはあっても、各自が持っている才能を最大限に活かす作業所の“強み”を組み合わせて、今までになかったデザインの授産品を産み出しています。これは久田さん
100を越える作業所を自ら訪ねて知り、デザイナーやWeb会社とコラボした賜物です。 


例えば…
さをり織りのバック=さをり織りのハギレ×縫製が得意な作業所、
アクセサリー掛け=レーザー加工(レーザーカットが得意な作業所)×陶器(重度な障がいのある人がこねる土)
キーフォルダー=組紐×皮細工 など

また久田さんは「訪問授業」として地域の小・中学校へ出向き、子どもたちに発達障がいについての理解を深めてもらうためにわかりやすく語り続けています。見え方や聞こえ方などの体験学習を通して、障がいのある同級生と仲良くなれるポイントなど子どもの目線に合わせる姿勢を大切にされているのが、お話しからも感じられました。

ユーモアを交えたお話しに笑い声も絶えないなか、久田さんは最後に「福祉にこれから必要な人材はスペシャリストよりもジェネラリスト」と締めくくりました。まさにプロデューサー的観点で、商業ベース・デザイン性・障がい者の潜在能力の発掘・販路開拓・消費者ニーズを捉えています。

参加者からは「作業所に働く者として、発想力、企画力に非常に感動した」「期待以上のお話に満足」「現場に出向いて話を聞くというスタイルにとても共感、会議室では味わえない体験」(今回の会場が「CaféGoods B.S.C」であったことに対して)などの感想をいただました。

久田さんの活動は多岐にわたり、このコーナーだけではとてもご紹介しきれません!これからの活躍に目が離せないサンフェイスグループとその代表・久田さんの活動については、また機会あるごとにご紹介をさせていただけたらと考えています。(小野)

2013年12月12日木曜日

【急募!単発ボラ】サンタクロースになって避難者支援しませんか?

12/25(水)に、大阪市ボランティア・市民活動センターの避難者交流会「Cafe IMONIKAI」とNPO法人遠野まごころネットの「サンタが100人やってきた」のコラボによる、避難者の対象としたクリスマス交流会を行います。その交流会でサンタの衣装を身にまとい、主に子どもとの交流を行ってもらうボランティアを募集しています。

会場はドイツクリスマスマーケットでにぎわう梅田スカイビル。
最高のロケーションで楽しく一緒に避難者支援ボランティアをしませんか!?
ご連絡お待ちしております。
 
昨年度のようすはこちらから

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■日  時:12月25日(水) 15時~17時(最長19時まで)
              ※ボランティア終了時間応相談
■場  所:ミンナDEカオウヤ スカイビル店 会議室
      (大阪市北区大淀中1-1-93 梅田スカイビル ガーデンシックス1階)
■募集人数:5人
■申込締切:12/20(金)17:00
 
■申込み・問合せ:大阪市ボランティア・市民活動センター(担当:椋木、菊地)
           電話 06-6765-4041
           メール imonikai@osakacity-vnet.or.jp
※氏名(ふりがな)、住所、年齢、当日連絡がとれる電話番号を添えてください。
※迷惑メール設定をしている場合は上記メールを解除をお願いします。
 
■主催:大阪市ボランティア・市民活動センター、NPO法人遠野まごころネット

※写真は、昨年度のようすです。
※サンタの衣装はこちらで用意します。
 
 
 
【タイムスケジュール】
 
15:00 梅田スカイビル ガーデンシックス1階ロビー集合 ※時間厳守
オリエンテーション、控室にて着替え
 
15:40サンタクロースからのプレゼント
サンタクロースから小物やお菓子をプレゼント。
 
15:50~16:50
・マジシャンSHIGEZO氏によるテーブルマジック。
・浪速区のご当地ヒーロー「ゼロス」と一緒に写真を撮影。
※お子様たちと一緒に会を盛り上げ、楽しんでください。
 
16:50ドイツクリスマスマーケットおもてなし
参加者と一緒に、サンタとして17:00の点灯式に参加。
 
17:00~19:00
クリスマス会は終了。参加者のなかに希望する方ががいれば会場にとどまり交流会が行われます。
※その間、お子様たちと一緒にクリスマスマーケットを楽しみながら保育をお願いします。
※希望者がいなければボランティアは終了です。

東日本大震災 支援団体の相談力UP講座に参加しました!

 12月5日、東日本大震災支援団体の相談力UP講座に参加しました。
 この講座は、近畿圏内でのボランティア活動を促す企画として実績を積み重ねている、近畿ろうきんNPOパートナーシップ制度の一環として「避難者支援にかかわる中間支援者の相互の連携を後から支えよう」という思いから、避難者支援にかかわる団体のスタッフなどを対象に、開かれました。

講演の様子

 講座は、二部構成で進められました。

 前半は、NPO法人み・らいずの山中徹二さんの「避難者の相談対応をソーシャルワークの視点で考える」というテーマで講演がありました。 
 山中さんの講演の中では、不登校になった中学生の話を例にとり、家庭や学校でとらえている不登校の原因と本人が抱えている本当の原因とにはズレがあり、それがわかってから少しずつ状況改善、し登校できるようになったというお話がありました。その原因に気づくには、相談者の背景をじっくり考え望んでいること、必要としていることを引き出す、それが支援者の役割である、そのために、小さなことから関わり続け、信頼関係を築いていくことが重要とおっしゃっていました。
テーマ別セッションの様子

 後半は、法律、子ども、就労に関することと、支援活動に関するフリートークをテーマに4つに分かれてのセッションがあり、私は子どもに関すること、就労に関することのセッションに参加しました。
 参加者からの、中高生の支援がうまくいかないがどうしたらよいかという声に、講師の山中さんは「相談できる相手を見つけてあげることも一つの手、場合によっては、学校からスクールソーシャルワーカーにつなげてもらうことも必要」とお話しされていました。
 また、自ら立ち上がる力を信じて自発的に子どもたちが集まる場を作らせてみてもよいのでは、という意見もでました。
 就労に関することのセッションでは、就労相談を想定し、ロールプレイング形式で進められました。
 ここでは、じっくり話を聞き、相談者が求めていることを見出していく、相談者の話をちゃんと聞けているかどうか確認しながら話を進めること、カウンセラーがしっかりと話を聞いている、と相談者が理解するために相談途中で話を整理することなど、ポイントを参加者で確認し合いました。

 この講座を受講し、よりニーズにあった支援を進めていくための重要なポイントと、それを実践していくためには支援者の連携やネットワークが必要不可欠だということを再認識しました。(泉)

2013年12月10日火曜日

地域コミュニティを豊かにするための“3分でできる”ボランティア活動にぜひご協力を!~大阪市地域貢献活動マッチングシステム「Comlink・こむりんく」市民アンケート実施中♪ (~1/10まで)

「Comlink・こむりんく」は、企業やNPO、地域団体、商店街、学校など多様な主体が持っているさまざまな資源(人やモノ、場所、情報・スキル・ノウハウ・ネットワーク等)を可視化(見える化)することで、互いの地域貢献活動に活かし合うことをサポートする仕組みです。資源のマッチングを通じて、地域コミュニティでの相互理解を深め、顔と顔がつながる信頼関係・ネットワークづくりを後押しすることを目的に、大阪市ボランティア・市民活動センターが2009(平成21)年度から取り組んでいます。(延べ参加企業・団体:889組織、マッチング:297件 ※2013年11月14日時点)
地域コミュニティをより豊かにするための一助となるべく、この仕組みに関する市民アンケートを実施することにしました。皆さんの声を力に変えて、一層充実したシステムへと発展させていきたいと思います。ぜひご協力をお願いします!(松尾)

■「Comlink・こむりんく」を通じたマッチング事例のご紹介(一例)
○株式会社 スタイリングライフ・ホールディングス×NPO法人素my流
 →知的障害者のデイサービスでのプログラムの一環として、同社が提供するステッカーアート教室を開催
○あべのベルタ商店街振興組合×ままちっち編集部
 →ベルタのサロンスペースを子ども服の交換会の開催の会場として、マッチングが成立
○株式会社 オージス総研×多数のNPO
 →同社の社会貢献活動(リユースパソコン事業)の一環としてこれまでに60台以上のパソコンを提供
※その他の事例はこちらをご覧ください。 
  2012年8月以前→こちら  2012年8月以降→こちら

■協力方法
4つの質問にお答えいただくだけの簡単なアンケートです。
下記の専用フォームからご回答ください。(期日:1月10日)
フォーム:https://ssl.form-mailer.jp/fms/aedf20d3275484

【問合せ】
〒543-0021 大阪市天王寺区東高津町12-10 
大阪市ボランティア・市民活動センター「こむりんくアンケート係」
電話06-6765-4041 FAX06-6765-5618 Eメール vicpc07@osakacity-vnet.or.jp

 【市民フォーラムおおさか】 災害時一泊体験~人命救助キャンプ~ 開催しました!

ご報告がおそくなりましたが、大阪市ボランティア・市民活動センターが事務局を担う『市民フォーラムおおさか』主催による、『災害時1泊体験 ~人命救助キャンプ~』が11/23(土祝)~11/24(日) 1泊2日の日程で行われました。(場所:舞洲スポーツアイランド ロッジ舞洲キャンプ場)
私たちは災害発生時、自分自身はもちろん、家族や近隣の被災者の生命を守るため、日常から防災・減災のスキルを身につけておく必要があるのではないでしょうか?市民フォーラムおおさかでは、これまでの活動(防災ワーカー講座、避難所一泊研修など)をふまえて、今回初めて野外での人命救助を中心としたプログラムの一泊体験を行いました。

ロッジ舞洲正面玄関です
スタッフ含め総勢25人参加しました
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~プログラム紹介~

★AEDを用いた一次救命処置(BLS=Basic Life Support)講習

森ノ宮医療大学 ライフサポート部の皆さんによる、『AED講習』をしていただきました。AED(自動体外式除細動器)とは、心臓がけいれんし血液を流すポンプ機能を失った状態(心室細動)になった心臓に対して、電気ショックを与え、正常なリズムに戻すための医療機器です。心臓の動き(心電図)を自動解析し、電気ショックが必要な場合、電気ショックを流す仕組みになっています。使用方法は音声でガイドしてくれるため、簡単に使用することができます。2004年7月より一般市民でも使用できるようになり、病院や診療所、救急車はもちろん、空港、駅、学校、公共施設、企業等人が多く集まるところを中心に設置されています。もし、心停止の可能性がある人を発見したら、すぐに119番通報を行い、できるだけ早く心臓マッサージ・人工呼吸を含む心肺蘇生を実施し、AEDを用いて電気ショックを行い、できるだけ早く医療機関で処置をすることが大切ということを学びました。

まずは、AEDの使用方法についてのレクチャーを
では、実際にAEDを使ってみましょう!

心臓マッサージ,結構大変でした (ーー゛)
気道確保できる体位を学びました

 AED講習会修了証いただきました
森ノ宮医療大学ライフサポート部の皆さん

★日用品を使ったアイデア利用方法
現在、ボラセンに実習に来ている学生さんが、使えそうな簡単アイデアグッズを調べ、実践していただきました。事前にいろいろ試してくれましたが、難しかったり、逆に簡単すぎてイマイチだったりと、前日まで苦労して準備してくれました。防災時の知恵として、ご家族皆さんで一度は作って試してみるのも楽しいのではないでしょうか。

新聞紙は結構いろいろ使えますよ(^_^.)
履いてみるとスリッパは以外に温かいです。

新聞紙で作ったコップ 2,3分で水漏れ~(+o+)
ズボンと紐で簡易リックに早変わり!
毛布ではなくジャンパーで担架を作りました
毛布担架に比べるとかなり不安定でした




★車いす体験
障がい者の人だけでなく、災害時など、怪我をした人が車いすを使用する場合もあります。誰もが基本的な使用法については学んでおきたいものです。

扱い慣れていないと…(?o?)
段差は力だけでなくコツがいります
★手引き体験
屋内や市街での手引き体験はありますが、こういう自然の多いところでの手引きは、皆さん初めてだったのではないでしょうか!? 屋内での手引きよりも危険や変化が多く、細かく周りの状況を伝え、誘導しなけばなりませんでした。

階段の段差が均一でないので怖かったです!
周りの情報を具体的に伝えることが大切です

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★食事
食事につきましては、主催側では用意せず、自己責任でそれぞれ参加者に持参いただきました。インスタント食品や缶詰、補助食品など、常温で日持ちのする加工食品を持ち寄る人が多かったです。夜になってからはかなり寒かったので、本当に温かい食べ物が食べられるだけで非常にありがたく思いました。避難所などでは、必ずしもお腹一杯、温かい食べ物が食べられる状況ではないので、心身共に、かなりつらい状況に陥るということを、身を持って感じることができました。

食事の際にはお湯のみ提供
自分の食べる分は持参いただきました

かわいい訪問者が…
野良ちゃん!?にしては君 コロコロしてますね (・o・)

★キャンプファイア
当初はキャンドルナイトの予定でしたが、設備があるということでキャンプファイアを行いました。炎を囲んで、この1日の感想を皆さんで語り合いました。
冷えた体を温めてくれる炎に感謝です
 心が洗われる気持ちになりました(ー_ー)!!


★野外での就寝
今回の企画の一番の売り!? ともいうべきでしょうか、野外でのテント就寝を敢行!!11月下旬の夜の寒さの中での就寝を体験しました。私も防寒をして寝袋にもぐりこんだのですが、普段と環境が変わった為か、いやそれ以上に、地面からしんしんと伝わってくる寒さの為、眠りが浅く、ほとんど睡眠が取れた感じがしませんでした。本当の避難生活では、もっと狭く、寒い状況で、長期に渡って過ごさねばならない場合も想定できますので、少しでも快適な睡眠を取るための工夫が必要だと感じました。

昼間全員で準備しました
残念!夜のテント画像がございません m(__)m

~【参加者の感想】~

・有事の際、避難所等では色々な人々と過ごすわけなので、障がいのある人や、子ども達と共に今回のような体験をしてみたい。
・夜は思った以上に寒く、なかなか眠れなかった。簡易型の寝袋では身の危険を感じるほどだった。
・災害時では、誰もが他人を構う余裕が無い中で、自分の事は自分でしなければならないこと。また同時に、こういう状況でも、少しでも他の人を気遣うことの経験が出来たのでは。
・キャンプ場でも環境が整いすぎているのでは。もっと過酷な場所での開催も考えてみるべき。
・食料等の準備物も予め用意せず、家に今あるものだけで準備してきた。一日、二日なら何とかなるが…。日頃からの備えの大切さが実感できた。

市民フォーラムおおさかでは、過去において、何度か宿泊を伴う避難所体験を開催してまいりましたが、今回はメンバーより、『より過酷な条件で1泊体験をしてみよう』、という声があり、今回の災害時1泊体験を企画・開催しました。やはり、今回は『人命救助キャンプ』ということで、プログラム内容に大変苦労しました。ご協力いただきました、森ノ宮医療大学ライフサポート部の皆さま、ボラセン実習生のお2人、そして、ご参加いただきました皆さん、誠に有難うございました。

市民フォーラムおおさかでは、今後も様々なシチュエーションでの災害時避難体験等を企画・実施できればと考えております。
                                                     (荒野)