社会福祉法人大阪市社会福祉協議会・大阪市ボランティア・市民活動センターのスタッフブログです。




2013年11月17日日曜日

 【担い手養成プロジェクト】『防災3区ものがたり~キラリ☆と光るアイデア!防災は日常から~』(ミニレポートその②)


参加者が講座開催のためのイロハを学ぶことを通じ、新たなボランティア活動者(新たな担い手)が増えることにつながる講座を、企画~周知~開催していくという 『担い手養成プロジェクト』が、大阪市内5ブロックの社会福祉協議会で進められております。
西ブロック(此花・港・大正)では『 防災3区ものがたり ~キラリ☆と光るアイデア!防災は日常から~ 』という全2回の講座を企画しました。
第2回目の今回は 『 海辺のまちを守る防潮堤・水上消防署見学・防災ゲームで防災用品ゲット♪ というテーマで、11月2日(土) 港区にある 大阪市水上消防署にて開催されました。


水上消防署外観です。どこか秘密基地風で萌えです  (^_^.)/
~DVD鑑賞~ 気象庁 津波防災啓発ビデオ 「津波に備える」
このDVDは、東日本大震災を踏まえてひとりでも多くの人が、津波から自ら判断して避難できるよう、防災の意識の向上と共に、津波に関する正しい知識や避難の仕方を学ぶことを目的に作られました。実際の津波の映像やCG、避難した人のインタビューなどをまじえ、分かりやすく解説した内容でした。また、これ以外に、水上消防署員の皆さんが、東日本大震災の救援活動した際の記録写真を見ながら、当時の現地での活動についてお話しいただきました。

皆さん熱心にご覧になっておられました。

~水上消防署見学~ 
なかなか普段見る機会がない水上消防署の内部を見学させていただきました ~♡
 
幸い見学中の緊急出動はありませんでした。
日々、高所訓練もされております。                   
消防艇 『まいしま』(158トン)
乗艇ご注意!結構怖かったです!
1分間に消防車25台分の放水が可能との事。
中央のレバーが前進後進,右のハンドルは舵です。

水難救助隊の方にお話していただきました。
40㎏ほどの装備を背負って活動するそうです(+o+)

消防署にある防潮鉄扉の開閉を体験しました。
案外ハンドルは軽いそうです!

~防災ビンゴゲーム~  急に避難しなければならない場合に備えて、日頃からの準備が重要です

今回参加者の皆さんに、『いざという災害時に何を準備しておけばいいのだろう?』ということを考えるきっかけになれば、ということで、防災ビンゴゲームを行いました。 これは防災持ち出し品23品のうち、『もし、9つしか持ち出すことが出来ないのなら何を選びますか?』というところで、9つのマスを埋めていただきました。 (皆さんの選んだ品で多かったものは、水・食べ物・救急袋・ポリ袋・タオル・ラジオ・懐中電灯などでした)
地震や台風、洪水などの自然災害はもちろんですが、火災等により一時的に避難を余儀なくされる事は誰にでもありえることです。いざという時に備え、日頃から、『非常持ち出し品』をまとめて準備しておくことが重要です。1つにまとめておければいいのでしょうが、貴重品や日常品などはそうもいきませんので、まとめて保管するものと、非常時にすぐ取り出して持っていくものに整理しておく必要があります。

災害持ち出し品、23品から9品選びましょう。
実はどれもこれも大事なものばかりです。

やったぁ!ビンゴ!!
各区より防災食やグッズ等の賞品をいただきました。
 
前回できなかった新聞を利用した簡単グッズです!

全2回にわたって行われた 『防災3区ものがたり』 のキーワードは≪ 防災は日常から ≫

日頃からの防災対策により、災害被害を少なくすることは可能です。特に大切なことは、自分の身の安全を守るために1人1人が自ら取り組む『 自助 』だといわれいます。まず自分が無事であることで、周りの人と助け合う『 共助 』が可能になるのだとおもいます。防災には絶対安全・安心というものはありませんので、1人1人が自分の周りにどのような災害の危険がふりかかるのかを考え、その被害を最小限にするためにどんな備えをするか が必要ではないでしょうか。(荒野)