社会福祉法人大阪市社会福祉協議会・大阪市ボランティア・市民活動センターのスタッフブログです。




2013年8月15日木曜日

ステッカーアートで、企業の社員ボランティアと障がい児が楽しいひととき♪

皆さんは「ステッカーアート」(※)ってご存知ですか?私は初めてでしたが、この「ステッカーアート」で社会貢献を行っている企業は輸入生活雑貨店「PLAZA」を運営する株式会社スタイリングライフ・ホールディングス プラザスタイルカンパニー。今回私たちが取り組む資源マッチングシステム「こむりんく」で同社のステッカーアート教室に応募されたNPO法人素my流にお伺いしました。

「ステッカーアート」シールを組み合わせて絵を作る」というのが基本ですが、ただステッカーを紙に貼るだけでなく、写真に貼ってオリジナルフォトに仕上げたり、袋や箱、いろいろな物を素敵に変身させる、それがステッカーアートです!シールを台紙から剥がして貼るという簡単な作業ですので、小さなお子様でも作ることが出来ます。又、シールを切ったり重ねたりと想像力をふくらませ、感性を磨く力も養われます。使用するシールは、この業界のリーダー的存在であるアメリカのMrs. Grossman's社のシールを使用しています。(引用‐㈱スタイリングライフ・ホールディングス プラザスタイルカンパニーHP

NPO法人素my流は、西区千代崎にある長い長い九条のナインモール商店街を抜けた賑やかな街の一角にあります。ここでは児童ディサービスで障がいのある小学校から高校までの子どもが通っています。学校がある時は放課後、夏休みなどの長期休暇は10~17時まで開いています。プログラムはヨガや創作ダンス、絵画、英会話などプロの講師だけではなく、地元のおじさんやおばさんが講師として参加されています。
   
今回の「ステッカーアート」も子どもたちにいろんな体験をするためにも応募されました。先生はソニープラザ京阪京橋モール店から松田さんと川野さんが来所され、子どもたちに見本を見せながら、ステッカーアートのキッド(シール、カード等)を配り、早速取りかかりました。子どもたちはポストカードに見本を見ながら思い思いにシールを張ります。時々、「先生-!」と松田さんや川野さんを呼んで教えてもらいますが、見本にはない自由な発想に驚きます。明らかにポストカードからはみ出ているシールやシールの重ね技など個性が光ります。私は独りコツコツと作業するK君の横にいて、はがせないシールをさり気なく渡され、はがし役になり、K君から頼られたのも心地良く時間が流れて行きました。

(写真左:川野さん・写真右:松田さん)
NPO法人素my流の杉浦指導員は「今回で3回目でした。なかなかコミュニケーションをとることが難しく、感想を上手に言えない子どもたちですが、嬉しそうに出来上がった作品をカバンにしまう姿を見るととても嬉しかったのだと感じます。本当にありがとうございました」とお礼を述べられました。また川野さんは今回初めてのボランティアで「しっかりと子ども達に遊んでもらいました」とはにかんだ笑顔が素敵でした。松田さんには何種類くらいステッカーアートがあるのかとお聞きしたところ「季節や行事や目的に応じてあり、その数は数えきれない量ですよ。今回は夏休みなのでバケーションっぽく、子どもたちが楽しめる可愛いステッカーアートを選びました」と話されました。

自社の商品を使ってのボランティア。商品を知り尽くされているからこそ、プロの目で素材選びから吟味されていることに感心しました。また所要時間は1時間余りで、準備も要らず3歳以上の子どもならどなたでも楽しめます。酷暑を忘れさせるほどの楽しさを私も感じました♪ 

 みなさんもよろしければステッカーアートに挑戦してみてください。(小野)
http://www.ocvic.jp/comlink/com_material/index.cgi?MODE=FIND&key=72