社会福祉法人大阪市社会福祉協議会・大阪市ボランティア・市民活動センターのスタッフブログです。




2013年6月14日金曜日

「企業・NPO“異次元”交流ライブinふくしま」 さまざまな対話が生まれ無事終了♪

福島区で初めての開催となった「強みを活かしたまちづくりのための『企業・NPO“異次元”交流ライブ』」(福島区社協、福島区まちづくりセンター支部、当センター等の共催)。6月13日、会場となった福島区民センターの会議室は、他の部屋にはない不思議なエネルギーが漂っていました^ ^
それもそのはず。事前に申し込んでくださった方々に加えて、当日駆けつけて飛び入り参加してくださった方々も複数おられたために、福島区を中心に近隣区からの参加も含め、定員を超える28社・団体(企業9、NPO15、商店街2、専門学校1、行政1)36人が集まってくださり、急遽隣の会議室スペースを開放し、臨時のテーブルを作るほど賑やかな会場となりました♪

福島興業の西村さん(右)と聞き手のふくしま車座談義
(主催団体のひとつ)の山口さん(左)
第1部ウォーミングアップセッションでは、まず私から「なぜ異次元交流ライブなのか?」「企業とNPOが交流する意味はどこにあるのか?」、企業やNPOの地域貢献活動に注目が集まる背景について簡単にお話ししました。世界の潮流として、あらゆる組織の社会的責任のひとつの側面として地域コミュニティへの参画や発展への貢献というテーマが重要視されている点、地域自治のあり方の変化の中での企業やNPOに対する期待値が高まっている点などについて触れました。
その後、福島区内の事例として、廃棄物・資源物の収集を行っている(株)福島興業が行っておられる地域貢献活動についてご紹介いただきました。地元地域の夏祭りなどの際に出るゴミの無償回収や外出しにくい高齢者宅のゴミの無償訪問回収など本業を活かした一手間かけた活動の経緯や実際、本音を語っていただきました。

さていよいよメインプログラムの異次元交流ライブ♪ 自己紹介を一巡したのち、名刺交換の時間を取った上で、それぞれの企業・団体が持つ“強み”の可視化からスタート!そこから共通項的なカテゴリーを探り、コラボレーションの可能性を見出すまで、ホップ・ステップ・ジャンプのスリーステップでワークは進行。
ワークの成果として生まれたアイデアを一部ご紹介すると・・・ NPOニーズに対応した商品の製品化、ごみを減らすための協働型のコンテスト企画、商店街を会場にした“ファッションや美”をテーマにした三世代交流企画など、具体的なプランも生まれてきました^ ^

ワークの結果は後日主催団体で整理をしたうえで参加者間で共有する予定で、同じテーブルにはなれなかった企業・団体間で新たな可能性を見出すチャンスは交流会終了後も続きます♪ 具体的なアイデアがカタチになるように、区社協やまちづくりセンター支部を中心に個別のサポートも行われることになっていて、次回の開催(8月下旬)への期待も膨らみます!集まってくださった皆さん、お疲れさまでした!参加が適わなかった皆さん、次回はぜひお集まりください!(松尾)