社会福祉法人大阪市社会福祉協議会・大阪市ボランティア・市民活動センターのスタッフブログです。




2013年4月25日木曜日

PTCジャパン株式会社(淀川区)の河川清掃ボランティア活動をコーディネート!

422日(月)は「アースデイ」。「アースデイ」とは地球環境について考える日として提案された記念日で、この日には全世界で様々なイベントが行われています。

淀川区に支店を構え、CADをはじめとする製品ライフサイクル管理 (PLM)等のソリューションを手掛ける米国のソフトウェア会社であるPTCジャパン株式会社から、環境に関するボランティア活動をしたいとの相談が当センターに寄せられ、支店にほど近い西中島公園の淀川河川敷での清掃活動をコーディネートしました。
 
この活動にご協力いただいたのは、国土交通省近畿地方整備局淀川管内河川レンジャーアドバイザーの辻川松子さん、西岡さん、淀川区社会福祉協議会の地域支援担当・篠崎ゆう子さん。PTCジャパンからは3人参加されました。

活動に先立って、河川レンジャーの辻川松子さんが、「今日のボランティア活動を単なる清掃ではなく、琵琶湖からの支流の淀川としての立ち位置を考えるきっかけにして欲しい」との思いをお話ししてくださいました。

活動が始まってまず、辻川さんから淀川についてのレクチャーがありました。河川敷の地域は真水と海水の合体地域で、干潟があり、沢ガニやシジミなどの貝類が豊富で鳥も多く生息していて、また河原には葦(よし)が群生しており、夏の葦簀(よしず‐日よけ)や茅葺の屋根の原料として外国製よりも材質が良く、改めて淀川の葦が見直されているそうです。
 
活動は肌寒いながらも鶯やカラスの鳴き声が聞こえる中、PTCジャパンの3人は「UNLOCK POTENTIAL」(設計の可能性を解き放つ)と描いたお揃いのTシャツで意気込みもやる気も満々で熱心に清掃活動!昨日が日曜日のせいか、バーベキューのゴミや煙草の吸殻が目立つものの、わずか1時間の清掃でごみ袋17袋にもなりました。同社の3人からは「職場から近い場所でのボランティア活動がとても気持ちが良かった」と感想を述べられました。

この「アースデイ」をきっかけに、これからもボランティア活動に参加されることを期待しています。皆さん!お疲れさまでした!(小野)