社会福祉法人大阪市社会福祉協議会・大阪市ボランティア・市民活動センターのスタッフブログです。




2013年3月8日金曜日

府大、桃大の学生ボランティアサークルの皆さんと新入生勧誘に向けた準備について考えました!

もうすぐ4月-。今週になって花粉症が急激にキツクなって、ティッシュやマスクが手放せなくなくなりましたね・・・(泣) さてさて4月といえば大学では新入生勧誘の時期でもあります。そこで!

3月6日は大阪府立大学ボランティアセンターV-stationさん、7日は桃山学院大学ボランティア活動支援室さんとのコラボ企画として、「ファンドレイジング(資金開拓)のキホンに学ぶ!学生ボランティア団体のための新入生勧誘準備・ぷちセミナー」なる学習会を開きました。

学生ボランティアサークルの場合、先輩から引き継いだ方法で何となく勧誘していたり、“いいことしてます”的なチラシを配るだけであったり、勧誘自体にあまり重きが置かれていないケースが少なくありません。

NPOは、活動の対象者や利用者を大切に考えるのと同じくらい、支援者やボランティアを大事に考える志向が大切で、このふたつのつながりを意識すること、そのためには団体のミッションやビジョン、バリューは何かといったことをじっくり考えること、メンバーで話し合って共通認識を図っていくことなどはファンドレイジングの基礎と重なる部分も多く、こうした点をヒントにしながら、みんなで今年の春は一歩違う新入生勧誘ができるように頭をひねりました。

こうしたことは、学外の支援をどう得られるようにするかということにもつながり、企業やNPO、地域団体との良い関係を築いていくためのヒントにもなることを共有して終わりました。学生からは「さっそくこの春から活かしたい」「一年早く今回のプログラムに参加できていれば・・・」(4回生)という声も聞かれ、概ね好評でした。今回のような企画は、どちらの大学ボラセンでも初めての取り組みだったようで、次なる機会も一緒に考えよう!と前向きな方向を見据えることができました。
(松尾)