社会福祉法人大阪市社会福祉協議会・大阪市ボランティア・市民活動センターのスタッフブログです。




2013年2月14日木曜日

「心が軽くなった~♪」プロジェクトマネジメント講座、大盛況☆

即席プロジェクトチームで、
プロジェクトマネジメントを体感!
先日2/9(土)の午後、「おおさか閃き塾」オプション企画②として、「心が軽くなるプロジェクトマネジメント」講座が、大盛況のうちに終了しました♪
プロジェクトマネジメントとは、プロジェクト(※1)のミッションを、期限までに、予算内で、満足する状態で実現させることを目指して行われる活動のこと。

例えば、
そのプロジェクトの「範囲」を決めておいたり、
プロジェクトを構成する各活動のスケジュールを立てたり、
予算を作成したり、
どのような状態をゴールとするかを考えたり、
チームを組んだり、
必要な資源を調達したり、
リスク対策を考えたり、
メンバーや利害関係者とどのようなコミュニケーションを図っていくかを考えたり、
といった諸々のことを指します。

文字で書くと、とってもに難しそうに見えますが、日常生活や仕事の中で、誰しも無意識のうちに行なっていることでもあります。
その“無意識に”を“見える化”するのが「心が軽くなるプロジェクトマネジメント」
見えないことを、いつ見えるようにするのかをメンバー皆で決めておくことが、心を軽くする大きな要因となります。


熱心に詳細を決めていきます!
今回の講座では、ワークショップ形式で、このプロセスを体感!

最初に、ハッピーアースデイ大阪実行委員会の上野山さんから実際の活動(プロジェクトの集合体!)のお話を聞いた後、5人の提案者のプロジェクトを検討すべく、5つの即席プロジェクトチームを結成し、各プロジェクトを実行に移していくにあたっての詳細を詰めていきました。





テープカッターの重みで橋が…皆さん、大はしゃぎです♪
そして、最後には、チーム対抗での“ブリッジプロジェクト!A4用紙のみを使い、重たいテープカッターを載せることができ、しかもテープカッターが下をくぐれる高さのある橋を作るプロジェクトに取り組み、5チームがいかに低コスト(使用する紙の枚数)で、短時間に、高品質の(丈夫な)橋を作れるかを競いました♪

「あっ、通った~!!」
成松さんの厳しい品質チェックをパス
一番早く橋が完成したチームの皆さん☆
得意気です^^
習得するのに、時間もお金もかかるプロジェクトマネジメントについて、そのエッセンスをわかりやすく体感できる講座として組み立ててくださったファシリテーターの成松秀夫さんは、「おおさか閃き塾」の塾生さん。1/26の「閃きフューチャーセンター」に引き続き、皆さんをファシリテートしてくださいました。

「閃き塾」の中で、プロジェクトマネジメントの考え方は企業人だけでなく、市民活動やボランティア活動をしている人たちにも非常に役に立つはず、とのお話をお聞きして実現したのが、今回のオプション企画。体で感じられ、とても楽しく、必要な要素が学べる、とっても有意義な4時間の講座でした!

参加者アンケートでも、「“見える化”で、心が軽くなった♪」「自分もやってみよう、挑戦してみようと思った!」と、皆さん大いにやる気を刺激されたご様子でした。事務局の私は、今回はオブザーバーとして参加。一緒にワークできないことを、本当に寂しく思った、今回の講座でした!

そして…講座終了後は、「閃き塾」恒例の懇親会「1000円出しの会」を久々に企画。お昼の講座には参加できなかったけど「1000円出し」には参加!と、駆けつけてくださった塾生さんもおられ、事務局としては大感激!!塾生も、塾生でない今回講座の参加者も、熱く語り合い、しみじみと心に染み入る、とてもよい会になりました。

成松さんはじめ、昼のみ・夜のみ&昼も夜も、ご参加いただいた皆さん、本当にありがとうございました!

オプション企画の第3弾は、現在、企画をあたため中。
今度はどんな企画が実現するのか、乞う、ご期待です~☆(市居)

(※1)プロジェクト:固有のミッション=任務・使命があり、実行の期限があるもの。