社会福祉法人大阪市社会福祉協議会・大阪市ボランティア・市民活動センターのスタッフブログです。




2013年1月25日金曜日

住吉区の中学校に福祉教育のお手伝いをしてきました☆

11月8日(木)・15日(木)に引き続き、1月24日(木)に住吉区社会福祉協議会が同区内の浪速中学校にて行った人権教育の1コマの、お手伝いに行ってきました。
(前回の様子はこちら
高齢者の理解を含めるという3回連続プログラムで、最終回の今日は”高齢者の疑似体験”でした。

ペアになった人に装着してもらっています

・ひじのサポーター
・ひざのサポーター
・手首のおもり
・足首のおもり
・足首のサポーター
・おもりの入ったベスト
・特殊メガネ

これらの装具を付け、実際に歩いてみたり、正座をしてみたり、どのような違いがあるのかを体感してもらいました。


「全ての装具を装着すると、とても大変だった」
「身体の自由が奪われてしまった気がした」
「とても不安な気持ちになった」
との声があがっていました。

「誰かがそばにいてほしい」、「助けてあげなくては!」そう感じた生徒たち。
これからはまちで出会った高齢者の方が
重いものを持っていたら?→荷物を持ってあげたい
階段を辛そうに歩いていたら?→おぶって上ってあげる
と答えてくれました。
そんな人がたくさん増えることで、あたたかいつながりが生まれ、より良い住みやすいまちになっていきます。

誰でも歳をとり、いつかは’高齢者’になります。
そのことを頭の片隅に置いて、自分たちが今できることから始めてみてほしいと思います。


学校での福祉教育・人権教育についてのご相談は、大阪市ボランティア情報センターまたは、お近くの区社会福祉協議会までお問い合わせください。(椋木)

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