社会福祉法人大阪市社会福祉協議会・大阪市ボランティア・市民活動センターのスタッフブログです。




2013年1月12日土曜日

3,400人が参加!「全国校区・小地域福祉活動サミットinKOBE・ひょうご」に行ってきました!

有名人が来るわけでもコンサートがあるわけでもありません。なのにこの会場一杯の熱気はいったい何!?

全国の地域コミュニティで取り組まれている福祉活動のさまざまな知恵や工夫を共有しようという「全国校区・小地域福祉活動サミット」。2008年に豊中、宝塚で開催され、大津、島根・松江、宇治と開催され、神戸で開催された6回目は3,400人の参加者というからオドロキです。
私自身は豊中、松江に続き3回目の参加でしたが、スケールの大きさと人のエネルギーに圧倒されました。

どのプログラムもとってもエネルギッシュでしたが、その底流に流れる要素をわかりやすくお話しされていたという点で、私は反貧困活動で著名な湯浅誠さんが、福祉に携わる人たちが、「隠れた稼ぎ頭になるべし」と基調講演で説かれていたことが特に心に響きました。ひとりの人を支えることは、家族や親戚、その周りの親しい人、職場やつきあいのある人を支えることにもつながり、そのことが生み出す社会的な富は計り知れないし、実はその社会的な富をもたらしているのは、ボランティアやNPO、専門職などによる地域コミュニティでの活動や福祉活動なんだと胸を張ってほしいとの何とも熱いメッセージ!一人ひとりが人と人との関わりを紡ぐための心の引き出しをさらに増やしていくことがこれから益々大切になるとの投げかけに、きっと参加した誰もの気持ちがググッと↑↑↑したのではと感じました。

今朝出発した里帰りバス、ボランティアバスのことも思いつつ・・・大会の大変な準備と運営を支えておられた皆さんに感謝の気持ちでいっぱいとなった一日でした!ちなみに第7回は今年の11月28日(土)に三重県・津市で開催予定だそうです。(松尾)