社会福祉法人大阪市社会福祉協議会・大阪市ボランティア・市民活動センターのスタッフブログです。




2012年12月12日水曜日

これなんだ~??

う~毎日寒くなってきましたね。
自動販売機にも温かい飲み物が増えて、本格的な冬の到来といった感じでしょうか。
 
☆さて問題です☆
この写真を見て、みなさんは何をしているところかわかりますか??



正解は…
「新商品のコーンスープか、おしるこどちらを買おうかしら~♪」
と迷っているところ…






…ではありません(笑)
これは自動販売機に貼る点字シールの内容を決めている様子です。

点字とは目の不自由な方々が、指先で情報を読み取れるようにしている文字のこと。みなさんの身近なところでは、駅の切符売り場やビールの飲み口(アルコールを間違えて飲まないように)なんかにも表記してあったりします。

この活動をしているのは、大阪市視覚障害者福祉協会のボランティアグループ【点字友の会】のみなさん。当センターがある大阪市社会福祉センターの2Fで、おもに活動をされています。

 
「自動販売機への点字シール貼りだしを始めたのは10年以上前」
 
お話してくださったのは点字友の会の赤松さんと石井さん。
当時はまだガイドヘルパーさんと一緒に来館する視覚障がい者の方が少なく、自動販売機の内容がわからないとの声に答えたのがきっかけ。

おしるこのツブの有無、コーヒの微糖表記など…限られた貼りだしスペースのなかで点字表示するのにはとても苦労されているそうで、10年以上経った現在でも、販売商品が変更になると、視覚障がい者の方々の意見を聞きながらその都度貼り替えをしているとお話してくださいました。

今日も視覚障がい者の方々の手に温か~い飲み物がお届けされていると思うと嬉しいですね♪
(河崎)