社会福祉法人大阪市社会福祉協議会・大阪市ボランティア・市民活動センターのスタッフブログです。




2012年12月1日土曜日

田村太郎さんにコミュニティビジネスのイロハを学びました!

地域コミュニティの困りごと、悩みごとを解決するために多様な仲間がつながって、一歩を踏み出そうというプログラム「おおさか閃き塾」。
今日はその基本編として「コミュニティビジネス(CB)・ソーシャルビジネス(SB)のキホン集中セミナー」として、朝から夕方まで丸一日の濃密な企画を実施し、定員一杯の50人が参加しました(希望が叶わなかった皆さま申し訳ありませんでした)。講師は、ダイバーシティ研究所・代表の田村太郎さん。実践から政策立案までマルチなフィールドを持ち、全国を駆け回る田村さんの貴重な1日を私たちのために割いていただきました。

課題→目標→活動を重ねながら自己紹介
午前中の2時間は、理念や理論を押さえるフェーズ、午後の4時間は、実践を押さえるフェーズ、具体的な企業を視野に入れるフェーズの3ステップで構成。田村さんからは「課題から出発して目標とする状態は何かを考え、そのためにどんな事業(活動)をするかという流れが基本中のキホン」であり、「お金や人をどうするかから入ったり、予算ありきで事業を行ったり、役割も明確でないのに、ボランティアを大募集するのはNGですよ」と、何から出発するのか、順番や優先順位、タイミングはどうなのかなど、シンプルで分かりやすい投げかけをしていただきました。

午後のプログラムでは、基本的に考えるべきことを実際にグループで話し合うワークもはさみながら、終わってみればあっという間の6時間。「普段の仕事や活動にもあてはまることを聞けてとってもよかった」といった感想をはじめ、参加者からはほぼ100%、いい学びができたとの高評価(長時間のプログラムでありながら「大変よかった」と回答してくださった方々が90%いらっしゃったんですよ!)をいただきました。田村さんのおかげで、「これではイケナイ!改めなくっちゃ!始めなくっちゃ!」と思った方も少なくないようです。田村さん、ありがとうございました!参加いただいた皆さん、お疲れさまでした!(松尾)