社会福祉法人大阪市社会福祉協議会・大阪市ボランティア・市民活動センターのスタッフブログです。




2012年9月5日水曜日

【こむりんく】企業から国際支援団体に英語書籍&雑誌が提供されました!

中央区を拠点に、フィリピン系の方を中心とする定住外国人に対する支援活動を行われているピノイサポートクラブさん。外国人が集うサロンスペースで読める本があれば、ということで、こむりんくに英語書籍の希望を出されていました。今回その募集に対し、住友精化株式会社さんより、英語書籍11冊と雑誌30冊の提供があり、マッチングが成立しました!
住友精化ご担当の脇本さんは、幹事として参加されている中央区フィランソロピー懇談会(CFK)を通じて今回の募集を知り、ちょうど社内で英語学習をすすめていたところ、余分になった洋書がないかと、周囲の社員に声をかけて提供を募ったそうです。

 「会社の備品でなくても、社内の個々人から集まった物品を提供するという形もあっていいと思う。こうしたやり方が広がっていけばいい」という思いで、今回応募をされたいきさつを聞かせていただくことができました。

本を大事そうに抱えるピノイサポートクラブの高田さん
今回受け渡しが成立した本は、いったん当センターでお預かりし、センターを訪れたピノイサポートクラブ代表の高田さんに直接お渡ししました。高田さんには「図書館他、様々なところを回ったが、中古でも英語の本を譲ってくれるところはほとんどないので、非常に貴重。日本に来て字が読めない外国人は、英語でも読めるものがあるととても安心する。どうもありがとうございました。」と、とても喜んでいただけました。

今回受け取った本と雑誌は、サロンスペースに置いて、訪問した人に読んでもらうそうです。できれば一部、入国管理センターにも寄贈したいとのこと。頂いた本が、異国でさみしい思いをしている人たちのサポートにもつながれば、と熱い思いを聞かせていただきました。(藤居)