社会福祉法人大阪市社会福祉協議会・大阪市ボランティア・市民活動センターのスタッフブログです。




2012年9月26日水曜日

株式会社ノダさんの“大阪ショールーム見学ツアー”を実施しました!


ご報告が遅くなってしまいました!

919日(水)

先日の第1弾(記事はコチラ)に引続き、

閃く社協Project
企業・NPOの活動の現場を知る企業・NPO体感ツアー2を実施しました!

今回は、
株式会社ノダさんの大阪ショールーム見学ツアー”です。

 
西区にあるショールームに、


福祉住環境・住宅改修やユニバーサルデザインの専門家から構成する2つのNPO法人、西区社会福祉協議会、当センタースタッフの合計13人でお邪魔しました。

はじめに、
ショールームについてご案内頂きました!
株式会社ノダさんは、高齢者の在宅での怪我が多発している問題から、
高齢者が安心して生活できる住空間整備に着目し、創業110年の建材メーカーとして、
ケア連携型バリアフリー発見・体験ルーム」を開始されました。
 
転倒しにくく、転倒しても怪我をしにくい床材の紹介、建材の色の違いや廊下幅など実際に体験。

今回は装着しませんでしたが、ショールームでは高齢者疑似体験スーツ車イスでの体験も出来ます。
 
このショールームは「自社製品のPRではなく、社会貢献としてショールームを活用して“人に優しい住まい”を体感してほしい」ということで、工務店や施工主が高齢者向け住宅改修の勉強の場としてや、ケアマネージャーの研修などでも利用されています。
車イスに乗ってドアの開閉幅を体験中!
これだけ広くてもギリギリなんだ...

しかし、「もっと地域の方々に色々な利用をして頂きたい」とおっしゃっていて、後半は参加者の皆さんで、体験されて感じられたことや利用方法について意見交換の場をもちました。


 
「よりリアルな生活シーンの体験とするために、水周りの各メーカーと連携したらどうか。」「高齢者や障がい者の中には握力が弱い方もいるので、手すりは色の違いだけではなく様々な形状も体験できた方が良い」など参加者の専門的観点から具体的な案も挙げられました。


各種床材歩行感体験コーナー
 

また、「地域住民の講習や住宅改修に向けた予備知識を得る場」「デザイン専門学校の学生等の学習の場」として等、利用方法についてもたくさんの案が挙がりました。

 
参加者から次々に挙げられる利用方法に「是非利用して下さい!」と快く受け止めて下さり、本当に「“人に優しい住まい”を体感してほしい」という想いを感じた体験でした。


みなさんも、是非訪問して体感して頂き、こんな風に活用したい!というご意見もお寄せ頂きたいです♪


百見は一行に如かず」(百回見ても、一回体験することにはかなわない、という意味)をキーワードに企画した、企業・NPO体感ツアー

今後も第1弾・第2弾のように、NPO企業の交流を通じて、今まで行く機会が無かった場所へ体感しに行くツアーを企画出来たらなと思っています♪(水島)