社会福祉法人大阪市社会福祉協議会・大阪市ボランティア・市民活動センターのスタッフブログです。




2012年3月11日日曜日

「避難者のつどい3.11“with”KANSAI」開催しました

私たちも実行委員として参画している「震災復興支援イベント3.11from KANSAI」の2日目が梅田スカイビルで開催され、約4,000人が参加しました。午後2時46分にはメインステージを囲んで、避難者、支援者、一般参加者が隣り合った人同士手を結び合い、祈りをささげました。

午前中、この催しの中で行った「避難者のつどい3.11“with”KANSAI」には大阪市域を中心に、関西各地から約360人が参加。近い年代ごとにテーブルに分かれて交流を図ったことから、小さな子どものいる親御さんからは「こっちに来て新しいママ友ができてよかった」という声も聞かれました。また「子どもが今の学校を卒業するまでは住まいを変えたくないが心配」「被爆量の検査を大阪でも受けられないか」「地元の情報がいまだに掴みにくい」など、さまざまな胸のうちが聞こえてきました。この場で掴めた避難者の皆さんの苦しい思いを、他の支援団体と連携しながら、ひとつでも多く具体的な解決に結びつけられるようにしていきたいと思います。

このほか、会場では協力企業等から提供のあった春向けの衣料品、おもちゃなどのバザー、弁護士会等による相談コーナー、子どもたちの遊びのコーナー、芋煮の振る舞いなども行いました。これも100人以上のボランティアの皆さんをはじめ、多くの方々にご協力いただけたおかげです。この場をお借りしてお礼申しあげます。(松尾)